『ブラッディ・マンデイ ―シーズン2―』#04

これまでずっとカッコよくてたまんなかった春馬が今回はなんか微妙に見えたんだけど、ようやくサムライが抜けたのかなー。やっと藤丸に見えてきたわw。つーか藤丸と音弥は小娘一人にいいようにやられてんなってな話よなw。二人とも完全に文科系だしマヤさんの手先?だけに響はそれなりの格闘訓練積んでるっぽいから最終的にやられるのは仕方ないとしてももうちょい勝負しろよとw。そんぐらいの体力しかないくせに守るだの巻き込めないだの一人でやるだのカッコイイこと言ってんじゃねーよ(笑)。だがしかしそれでこそ藤丸です!!。音弥はヒロインとしてやるべきことをやってるだけなんでこれでいいんです。あ、でもマヤさんに行くべき場所を指示され生きろと言われた直後に上がった銃声に思わず足を止めてしまった藤丸に、「行こう、先生に言われたとおり」と必死で冷静を装い言い聞かせる音弥はちょっとカッコよかった。まぁその後そこで藤丸の手首を握って強引に引っ張って走れよ!手つなげよ!!と思った自分にウンザリでしたが・・・。
で、マヤさんはこれはもう完全に死んだ・・・ということでいいのでしょうか。なんでもアリのドラマなんで次回から新折原マヤとして同じ顔をした女が現れたとしても驚かない自信がありますが、いきなり加納さんと濃厚なラブシーン(にしか見えなかった)を演じ始めたのにはちょっとビックリしてしまいましたw。二人の間にそういう感情はなかったと思うんだけど、その前の二人の教え子に対する言動と合わせて最期までいい女であり続けようとしたマヤさんも、そんなマヤさんを抱いてあげた加納さんも、どちらも大人でカッコよかった。
その一方で相も変わらず蚊帳の外な霧島ちゃんったら・・・・・・・・・・・・・・・。
つーかマジ今シーズンの霧島ちゃんって何のために存在してんの?完全にJのお守り扱いじゃん。霧島ちゃんが本部とどの程度密に連絡を取りあってんだか分からないんだけど、加納さんにスパイの疑いかけられてること知らなそうじゃね?。でも霧島ちゃん的にはサードアイ内部にいるスパイを加納さんと南海に探ってもらっている(キリッ)とか思ってそうだよねw。てかJが入院してるあの施設がどこ所属(どこの管轄)なのかもよく分からないんだけどさ、“仕事中に”“職場でレイプ”しようとするような人物にJを任せるってどうなんよ?きりしまちゃーん。当たり前のように倉野さんを囮というか、Jの気持ちをほぐし情報を得るための駒として使おうと(恐らく単独で)判断するあたり、霧島ちゃんもまだ何らかのカード握ってそうではあるんだけどさ、その小細工をあっさりJに見破られた時の顔が情けないものだったからさぁ・・・霧島ちゃんはほんとにJの言葉をファルコンに伝える役目しか担ってないのかも・・・って気もしてきたよ・・・。
つーかJはマジで倉野さんのことを好きなわけっ!?女としてではなく“人間として”興味があるっていうんならいいんだけど、死と向き合ってるという特殊な状況下にあるわけだし、それこそ母親に似てるとかさー、そんなつまんないってかありきたりの理由で倉野に恋心的なものを抱いてる・・・とかは嫌だなぁ。Jにはそういう感情を超越してて欲しいんだもん。Jが執着するのはファルコンと弟だけであって欲しいんだもん。あとまぁ霧島ちゃんも入れたってもいいけどw。
でさ、白い部屋ででっかいオセロやってんのはイメージ映像とかさらなる隠し子とかではなく正真正銘のK・・・なのか。魔弾の射手の狙いが第三の皇帝ツァーリ・ボンバとか言う爆弾で、つまるところ今シーズンは第三の皇帝を巡る戦いなんだな、ということがようやく明らかにはなりましたが(なんでだかやたらとアンニュイ口調な音弥が言うと「サリーボンバ」としか聞こえなかったw)、肝心のそれを使ってなにをしたいのか?ってことはいまだ分からないので、Kが生きていることに果たして意味があるのかどうか甚だ不安です。Kというカードを握っているのはサードアイなのか、それとも日本国なのかどっちだろう。普通に考えれば両者の利害は一致してると見るべきなのでしょうが、でも九条総理の特命を受けて動いてる加納さんを本気でスパイだと思って拷問してたんだとしたら、少なくともサードアイってか萩原課長と総理は第三の皇帝奪取ゲームにおいては別チームってことになるよね?。KはJに対するカードとして生かされているのだろうから、そのカードを霧島ちゃんが使ってきたってことは・・・やっぱサードアイなのかなぁ。あの組織にKというカードを効果的に使えるとは到底思えないんですけどねw。
つーか、藤丸の警護中に永田だっけ?爆弾関係者の身柄を確保しろと命令されてどっかいったサードアイの使えねえロン毛男、あいつあの後どこいったんだ?まさか今だに永田の行方を捜してる・・・のか?(サードアイならばありえます!)。
第三の皇帝がターゲットだったことと共に今回明らかになったのがサードアイ内にいるスパイ・ブルータスが眼鏡の澤北さんだった・・・ということなのですが、ブルータスが実際にやってることってか与えられた役目ってのはサードアイの情報を魔弾の射手に流すということだけなのかな。でも加納さんと南海さんに萩原課長が怪しいという偽情報を流したのって澤北だったよね?。あれ結局何がしたかったのだろうか。その後、加納さんが意気揚々と萩原課長をスパイ容疑で拘束しようとしたところ、返り討ちにあってたけどさ、2億もの金が加納さんの口座に流れてたってのは澤北の仕業ではなく実際に振り込まれてたんだよね?。それは実は総理からマヤへの賃金だったようで、密命を受けて動いてたからその金が何なのか明かすことは出来なかったということのようですが(総理からテロリストであるマヤに直接金を渡すことは出来なかったから間に加納さんを入れたということなのでしょうが、マヤがそうとバレないように新しい口座作ればいいだけだと思うんだけどw)、だとしてもなぜ萩原課長が怪しいだなんて吹き込んだんだろうか。単に課長を捕らえるつもりが自分が捕まっちゃった><という衝撃の展開(笑)を演出したかっただけか?w。シーズン2に入ってからやたらと澤北さんがヒステリックになってるんだけど、もし大義とか理想とかそういうモノのために動いているなら逆に冷静になるんじゃないかなーと思うわけで、だから澤北さんがブルータスとして動いているのは恐らく子供を人質に取られてる・・・とかなんだろうなぁ。ヒステリックなのは怯えの裏返し、的なね。あー萎えるわぁ・・・。
そして拳銃を手に入れた途端、全能スイッチ入っちゃった八木くんですが、拳銃向けられてビビるのは当然としてロシアンルーレットやろうぜーと言われて自分の手の中に拳銃があるってのに子分にも速攻で裏切られさらにヘタれるというある意味理想どおりの仕事を見せてくれた貴ちゃんは今回で終了・・・ということでよろしいか?。だとしたら次回からは8割方力を抜いて視聴ができます。