『仮面ライダー電王』第47話 「俺の最期にお前が泣いた」

ゲキレン後のジャンクションで「仮面ライダー電王。いよいよクライマックスだよ(だぜ)!」ってのを聞いただけで既にボロ泣き状態だった俺です。もうこの先に待っているものを見たくないから永遠にチャーハン対決やっててもいいよとすら思ったもの・・・。トリエのクラジャンに戻ったかと思ったらキンさんバージョンのクラジャンだしさぁ・・・もうほんとやだよーうやめてよーうって開始3分の段階でえぐえぐ泣いたわ・・・。
モモさん「なーにがラストバトルだっ正月ぐらいのんびりしろっつんだよー」
ウラさん「けどー、ちょっと意味深だよね。ターミナルって分岐点の監視もしてるわけでしょー?しばらく会えなくなるってことはさ・・・つまり・・・」
モモさん「おい思わせぶりな言い方すんじゃねーよ!」
ウラさん「ニブイなー先輩」
モモさん「なんだよー!」
ウラさん「つまり、そろそろ未来が決まるかもってこと!」
モモさん「チッ。そんなことかよくだらねー」
ウラさん「くだらないってことはないでしょー!?」
モモさん「くだらねーよ!!テメーはスケベなことかくだらないことしか言わねーんだ!おとなしく雑煮の出汁にでもなってろ!!」
ウラさん「はぁーっ!?先輩の頭って(リュウタの頭の上に乗ってたw鏡餅をむんずと掴みとって)、この鏡餅以上にただの飾りだよねっ!!」
モモさん「なんだとこのカメ野郎!!!」
・・・と言うモモさんの頭にみかん乗せようとするリュウタwwwww
ああもうこのしょうもないやりとり一生やっててお願いだから・・・。モモさんとウラさんの掛け合いがまだ初期の頃のいがみ合いっぽくてさぁ、二人ともきっとクライマックスが近いって感じてるんだろうなぁなんて思うとマジだめだ・・・。
そんな騒ぎの間、黙々と書き初めしながら「きみたちもちょっと落ち着いてさ、今年の抱負でも決めたらどうや?」と言うキンさんが手に持った紙に書かれているのは『笑うで』の文字!なかなか達筆!!
「良太郎もどうや?大層なこと考えんと、良太郎がこうなったらええなと思うこと書いたらええんや。」「お前の望みを言えっちゅうやつやな」
ってらめええええええええええええええええ!良太郎郎言っちゃらめえええええええええええええええええええええええ!!!ってテレビに向かって必死に叫んだのはわたしだけじゃないはずだ。なんてさりげなく高度な誘導なんだキンさん・・・・・・。
「ぼくはただ・・・・・・今年も、モモタロスたちと戦っていければいいかな」
と言う良太郎の望みに
「それやったら大丈夫や!(自分の胸をドンと叩いて)任せときー!」
ってあああああああ、この時点でもうそのつもりだったんかああああああああああああああああ。
良太郎の肩に置いたキンさんの手が消えかかってるのを見て「ま、そういうことだよね」と飄々とした口調で言うウラさんの手もまた消えかけていて・・・いやあああああああああああああもうイヤだあああああああああああああああああああっ。
どんなに悲しい出来事が待ち受けていようとも、世間はお正月なわけで・・・
「七五三みたいだね」(by良太郎)なお着物を「ほっとけ!!デネブが勝手に作ったんだ!!」とかいいながらちゃんと着る侑斗www。
良太郎「ありがと」
侑斗「は?何が」
良太郎「姉さんが分岐点の鍵ってこと知られないように守ってくれてたこと」
侑斗「別に。俺だって最初から乗り気だったわけじゃない。けど、自分に繋がってるはずの未来が消えるって言われちゃ、やるしかないだろ。・・・・・・それに・・・(愛理さんを見つめながら)守りたいって思ったのかも」
くぅーーーーーーーーーーーーーーっ!!「かも」ってとこがいいよ侑斗!!七五三スタイルだけど間違いなくカッコイイよ侑斗!!
良太郎「あの日・・・姉さんと桜井さんは何をしようとしたんだろう。ていうか、何をしたのか・・・かな。ぼくの抜けた記憶もきっと関係あると思う。何を忘れてるのか・・・それが分かれば・・・」
侑斗「俺たちにも言えなかった理由があるんだろ。・・・ま、軽く踊らされてる感じはあるけどな」
良太郎「まあね」
そう語る二人の目の前で次々と崩壊する建物。神社の階段を駆け下りながら着替える二人・・・ってお前ら着物の下に服着てたのかよっ!!(←この先のことから少しでも目を逸らしたいがために律儀につっこんだわよ!!)
イマジンがどの時間で暴れてるのかわからないという二人にカードを投げてよこすカイ。
罠かもしれないけど行くしかないと判断し、「彼女(愛理さん)を狙うのは過去だけとは限らない。どっちか残るなら俺だ。もうカードが残り少ない」とカイが寄越したカードを良太郎に差し出す侑斗。
良太郎は最初から持っていたサビの浮いた文字の刻まれている方の時計を侑斗に差し出して、「過去が希望をくれる。ぼくたちが踊らされてるとしても、それはほんとだと思う。過去も今も未来も守りきって、姉さんと桜井さんに思いっきり文句いってやろうよ」と。
きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー良太郎カコヨス!!!!!!!!!
過去で暴れてる大量のイマジンさんをデンライナーの乗車口から怖い顔で見下ろして、デンカメをしっかり握って「みんな、行くよ!」と飛び降りながら変身する良太郎マジでカコヨス!!!!!!!
モモさんたちが良太郎の戦いにごちゃごちゃ言う中、何も言わず腕組みしてるキンさん・・・もう覚悟を決めてるんだろうなぁ・・・そして三人の声を聞きながら心の中でモモさんとウラさんとリュウタに別れを告げてたんだろうなぁ・・・。
良太郎のピンチに「良太郎、大丈夫か?」と現れたキンさんは良太郎からベルトを取り上げ、
「おーい、良太郎。お前の望み、果たしたでー。モモの字カメの字、俺にリュウタや」
と金太郎の置物以外なんだか分かんない物体を良太郎に強引に手渡す・・・。もう何がなんだかわかんないし、イマジン解釈そんなとこで発揮すんなよおおおおおおおおおお!って変身したよおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ(もはや号泣)。
「あのクマ野郎っ!勝手なことしやがって!!なんで俺の代わりがモモヒキなんだよっ」ってモモさんはモモヒキだったのかーwww(←と必死に笑う)
泣きそうな顔で「キンタロス!」と叫ぶ良太郎にワラワラ飛びかかってくる敵をいなしながら
「気にするなっ。俺はとっくに消えるはずやったって言うたやろっ。お前のお陰でここまでおれたんやっ
(良太郎「そんなのっ・・・ぼくはそんなすごいことしたつもりはないっ」)
すごいことなんやっ。命だけのことやないっ俺は時間ももろてたんやからな!
(良太郎「時間・・・?」)
カイのアホが言うてたように、俺らには思い出すような過去はない。せやけど良太郎に拾われてからのことは 全部思い出せる。俺は自分より、その時間を守りたいと思うとるぁーーーーーーーーっ!!」
あああああ、これ、モモさんが良太郎に言ったことと同じじゃないか・・・・・・・・・。
だからモモさんは
「クマ公は置いてく。良太郎、デンライナーに戻れっ」
って言ったんだ。キンさんの言葉を聞いてその気持ちがその覚悟が分かったんだろうな・・・。
ダイナミックチョップをがっつり決めて、外したベルトをデンライナーに放り込んで、
「はよ戻らな姉ちゃんやられてまうで!」
倒しても倒しても次々と現れるイマジンさんを抑えながら
「戻って戦うんや!お前は強い!良太郎!!早よいかんかあああああああああああああああっ!!!」
と絶叫するキンさん。
そんなキンさんの言葉を背に、キンさんへの想いを振り切るかのように走ってデンライナーに乗った良太郎に、腕組みするいつものポーズで
「おおきに」
って・・・。
デンライナーを手を振って見送った後、
「そんなら本番行こかぁ。俺の強さにお前がわろた」
(「うー?」「意味フなんですけど・・・?」なイマジンさんたち)
「あーかん」
太ももバシっと叩いて
「決まらんなー。俺の強さは・・・やっぱ・・・泣けるでえっ!!!」
うわああああああああああああああああんキンさああああああああああああああああああああああああああっ!!!もうね、「あーかん」←この言い方がダメだ・・・涙混じりなんだもん・・・。キンさんは誰よりも力が強くて誰よりも優しくて、誰よりもカッコいいよ!!消えなかったってことはまだ希望はあるし、お別れなんて言わないんだもんねっ。
ザコイマジンさんを一撃で消滅させたり、生意気言ったイマジンさんの顔面を容赦なく蹴り上げるカイがマジ怖かったんだけど、ついにそのカイが愛理さんの背中に手をつっこんでしまったぞ・・・。てか冷静に考えたら良太郎は過去で戦ってるでしょ?侑斗は愛理さんに「逃げろ!」っつって現在で戦ってるでしょ??デネブさんなにやってんだよおおおおお!そこはデネブさんが愛理さんを安全なところまで逃がす役割を担うんじゃねーのかよおおおお!!侑斗のしいたけ嫌いを直すことで頭いっぱいにしてんじゃねーっつんだよもう!


来週はウラさんがウラ切ったと見せかけておいて実は・・・な展開かよ。もうやだほんとやだ絶対ウラさんカッコいいよ。