- 作者: 遠藤徹
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
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表題作に加えて、心臓を食べられ支配されることを望む女たちを気持ちわるーく描いた短編も収録。感想は一言。
なんだこれ(笑)
これしかないです。「姉飼」を書いた人なのですが、こんなもんも書けるのか・・・。もうもんのすごくバカな話なんだけど面白かった。お上品・・・は違うな、丁寧という皮を被った戸梶という感じ・・・かな。でも有馬温泉駅前旅館皇女(アホな父親=ミカドに意地悪でつけられた正式名称)の境遇とか、諸悪の根源“粋な生霊、田尻恵子二十九歳A型うお座”の偏執っぷりには姉飼でも感じた生理的な気持ち悪さを感じたわけで、どんなタイプの作品を描こうが、この気持ち悪さがこの人なんだろうなぁ・・・・・・それってちょっとすごいな(引き気味)。
どうしても文句つけたい箇所が一つ。
オダギリジョーとジャニーズタレントはどっからどう見ても別モンだ。イケメンの代名詞(ですよね?)だからって一緒にするんじゃねえ!