姫川班のメンバーそれぞれが章ごとの視点を担い、それぞれから見た姫川を描きつつそのメンバーを掘り下げる姫川玲子シリーズです。
「ノーマンズランド」からこの作品を飛ばして次の「マリスアングル」を読んでしまい、そしたら魚住久江が姫川班入りしててびっくりしたわけなんですが、もしかして飛ばしてしまった作品でそこいらへん描かれてる？と慌てて読んだら案の定ラストで言及されてました。
オムニバスのラストで姫川と魚住さんが同僚になると知って次作を待つか、マリスアングルでいきなり魚住さんが姫川の同僚になっててびっくりするか、どちらのほうが良かったのかはわかりませんが、新刊チェックを怠ってはならんなと自分を戒める次第です。
それで言うと「マリスアングル」で姫川と武見の関係が私の記憶のソレよりも“進んでる”ように感じてたところが、この作品を読んで「間」が埋まって落ち着きました。姫川のプラべにさして興味はないので忘れてるのか記憶違いかと思ってたんで。
