『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ15「錠とキー」

苦魔獣って、その都度モチーフになる物体にそのモチーフそのものの「魂」を注入して生成する怪人だとわたしは理解していて、実際公式の怪人紹介ページにも初回のウエディングドレスグルマーには燃える結婚魂を、ブロックベイグルマーには燃えるブロック魂を、そして今回のカセキグルマーには燃える恐竜魂をイグニッションして納車されたと書いてあるんだけど、イターシャがイグニッションする鍵っていつも同じじゃん?だから注入する「魂」も同じなんだと思ってたのよ。それぞれ口調やなんかが違うのはモチーフと結びついてる「〇〇」魂が違うからで、コアとなる魂は同じだと。
だからナントカグルマーとして誕生した時点で命じられずとも「ギャーソリンを集める」ことが自分の使命だと思っている、というか「そのために作られた存在」以外のナニモノでもないと思ってたんだけど、今回みたいな話をやられると苦魔獣のことがわからなくなる・・・。

人を襲わない苦魔獣がなんで巨大化できるんだ?。
巨大化できたのは改造隊長による「改造」の産物ということならそれは今回限りなのか?。
だとしたらなぜ今回だけハイウェイ空間を通らず巨大化した・できたのかの説明は必要だよな。

結果的に改造され暴走したことで「倒す」しかなかったけど、人を襲わないことを錠が証明してみせたら届け屋として請け負った化石を取り戻しスタッフの人に届けるという仕事はどうするつもりだったんだ?とも思うし、その証明も寝落ちしてて「証明してみせる」とか口だけじゃん(本気で証明すると思ってるなら三日三晩起きてるぐらいの根性見せろよと)って話だし、敵怪人(に限らず人間にとって「危険」とされる存在)と心を通わせるという定番ネタであったがために設定の不透明さが気になってしまった。

ところで今更だけどヤルちゃんの一人称「カー」なんだな。カーって車だから「ヤル」のほうが個体識別名で、だからイターシャも「ヤルちゃん」と呼んでるんだと思ってたわ。