『Believe-君にかける橋-』第8話

狩山夫妻の茶番(とあえて言う)を延々見せられただけで話すすまなすぎて、感想を書こうとしてまず浮かんだのが「今回の竹内涼真、特に生え際ヤバかったな」でした。

自分たちの家を設計するって話になってるのに橋にしか興味がない狩山は一向に設計しようとせず、でも逃亡中にお手伝いをしたことで一軒家の建築(設計)も面白いなと思えたから妻の希望を聞き入れつつ1時間で設計図を書きました

ただこれだけなんだもん。どんな家を設計したのかまったくわからんし、家の設計図を書いてもらいたがった妻の真意もわからんし、なにか目的があって(それが黒木のやってることと繋がっていて)時間稼ぎしてるのかと思いきや「騙したのね!?」って、合図する前に踏み込まれたことを言ってんだろうけどなにがしたかったのかわからないからマジでいやこの設計図タイムはなんだったん?としか思えない。てか脱獄犯を捕まえるのになんで「監禁容疑」にする必要あんの?。
これで来週最終回ってマジかよ。田中哲司の娘の事件どうすんだよ。

狩山の捜査を外された黒木が誰かを張ってて、単身でのことなら独自に(もしくは勝手に)捜査を続けてるのかと思うところだけど、コンビで動いてるってことは別の事件の捜査に回されたってことだろうし、別の事件と言えば田中哲司の娘の事件しかないけど、張ってたのは哲司が犯人として復讐しようとしてた“娘の彼氏”だとしてそれが狩山の話とどう繋がるのかまったくわからん。

都知事との関係性を含め連絡が取れなくなってる林区長のこともあるし、狩山は社長に「今日中に公表してください」と要求したけど「今日中」を待たずに逮捕されちゃって、あの脅しはなんだったの?(効果はどうなるの?)裁判で切り札となりえる証拠なりなんなりを狩山が掴めたようにしか思えないのにここで逮捕されてどうすんの?だし、北大路欣也を使っておいて坂東社長があれで終わりってことはさすがにないだろうし、南雲と本宮とか秋津とか、最終回で全部繋がるんだろうし決着もつくんだろうけど、どうなるんだ?というワクワク感は皆無。
いろいろあって企画(内容)変更したって話だからいろんなところがやっつけ仕事になるのは仕方のないことなのかもしれないけど、ラス前でこの盛り上がらなさ(最終回に対する興味のわかなさ)はさすがに酷いなと言わざるを得ない。

警察が張ってる(戻れば確実に逮捕される)とわかっていながら自宅に戻って妻と最後になるかもしれない時間を過ごすシーンを入れたかったというならばそこはいいとして、それは8話の前半で終わらせて後半は逮捕→裁判に使うべきだったんじゃないかな。言っても詮無い事だけど。