『最高の教師 一年後、私は生徒に■された』第6話

1周目→鵜久森さんに告白したらその直後に鵜久森さんが自殺した
2周目→鵜久森さんに告白したら「実は2週目なんだけど、好きって言ってくれてありがとうと言うための2周目なんだとわかった」と言われた直後に鵜久森さんが死んだ

・・・東風谷さん気の毒すぎんか・・・?。

と、里奈が目撃した鵜久森の姿を見ながら思ったんだけど、でもあれ?ちょっとまって?不登校中の東風谷さんを訪ねてきた里奈は1周目では「このあと健やかに学校に通って希望大学の法学部に合格した」とか言ってたよな?。
ってことは実はメンタル鬼強なのかもしれん。

で、『1周目で終わった人生の「先」はない』ことを鵜久森という前例でもって知ってしまった(それを「ルール」としていいのかどうかはまだわからないと思うけど)里奈の行動指針が「私を殺したのは誰ですか?」ではなく「彼女を殺したのは誰ですか?」に変わるようですが(公式トップ画像の変化は結構強烈だな・・・)、一度は自分で人生を終わらせた鵜久森が「死にたくない」と叫びながらも死ぬことを避けられなかったというならば、これから先の物語になんの意味があるんだろうな・・・という気はする。
だってもはや相楽や西野を変えたって、鵜久森を殺した「誰か」を突き止めたって、鵜久森さんが死んだという事実は覆らないわけでしょう?。

夏休みがもうすぐ終わるというタイミングに放送される回で芦田愛菜にこの演説をさせて(初回の涙の演説もそうだったけど、「ドラマ」としては鵜久森の話は冗長すぎるよね。芦田愛菜に長台詞を言わせたい気持ちはわからんでもないけど聞いてる途中で疲れてしまう)、その直後にこういう展開とすることに「衝撃」以外のどんな意図があるんだろう。

なんの意味があるんだろうなという気はすると言いつつ予想するけど、鵜久森が先生にあんなメッセージを残しながら単身で呼び出しに応えたのは自分ではなく誰かを守るためだろう。
その誰かは先生か東風谷さん・・・だろうな。
呼び出された場所にいた人物が手に何かを持っていてそれを奪おうとして揉み合ってたように見えたけど、手の平に握れるほどのサイズの物と考えるとまず浮かぶのはSDカードだよね。鵜久森が先生に残したメッセージもSDカードだったし。
SDカードならば記憶されているのはおそらく映像だろう。
そして危険を承知で鵜久森が呼び出しに応じるぐらいの映像と考えると、「中止になったHRの時間」に科学準備室で交わされた会話の可能性が高いだろう。
とすれば、前科があることだしそれを行った人物の大本命は星崎だよな、やっぱり。予め科学準備実にカメラを仕込んでたとしても不思議じゃないし、実際唐突に科学準備室にやって来たシーンもあったし。
でも星崎が直接鵜久森を脅して呼び出したわけではないんじゃないかな。星崎は誰かにこのことを吹き込んだ(+証拠映像を渡した)だけでそれをどうするのか高みの見物してたんじゃないかと。

ってことは誰もが予想することだと思うので、この予想をどう裏切ってくるのか。
鵜久森が「次はない」と断言してたけど次回の冒頭で自室で目覚めて「まさか・・・3周目?」とつぶやく鵜久森視点で第2章が始まったりしないかな。