『VIVANT』第6話

テントの収支報告が「誤送金」ばっかりで、どれほど立派な大義を掲げて活動してる(つもりな)んだとしても小細工して仕込んだ「誤送金」が資金源とかなんつーか、セコくない?w。
その金を私的に流用したってんで厳しい制裁を加えましたと言われても、所詮誤送金という名のネコババした金だろうがとしか思えんぞ。

と思った瞬間ノゴーンベキこと乃木のトーチャンが例の家紋付き守り刀でトドメさしててクッソ笑ったw。どんな世界観だよってかなんぞこのカリスマオーラww。

笑ったといえばいくら相手が別班とはいえ竜星涼の新庄が尾行を撒かれまくりなんだけど、ただ撒かれるるだけじゃなく撒かれ方があまりにもポンコツすぎでだなw。
街中で尾行するのにどれだけ間に群衆を挟もうとスタイルおばけだけに頭いっこ出ちゃってるから振り向いたら即バレだしw、空港のバレに至っては乃木から目を離してスマホ見てるところを乃木に視認される(姿丸見え)とか素人か!!と言うしかないんだけどw、ここまでくるともうわざととしか思えんw。

安くない保釈金を負担してブルーウォーカーこと太田を別班が「買った」のはいいとして、なぜこれほど「若い女」としてキャラクターを作ったのか?というそもそもの疑問はそれとしてどんな弱みを握られたんだか山本に言われるがまま誤送金に加担した女が「国防」のために動くか?と、テメーの首にナイフを当てて「山本と同じ穴の狢じゃないと証明して!」とキーキーわめくスーパーハッカーもさることながらハッキングの演出が赤い線が進むのをただ見てるだけで、その赤い線も時間勝負(時間ギリギリで成功する)を盛り上げるために途中で止まって残り数秒で一気に進んでギリセーフとか、サーバールームに潜入するときもそうだったけどこの手のシーンの演出がチープなんだよな。

自分たちは山本とは違うと解らせるために山本を自白させ処理した「映像」を見せたのも、映像を撮ってたこと自体は報告目的で記録するのが別班のルールとかそんな理由でいいとしてもキーボードを4.5個叩いたらすぐ出てくるようなところにその映像を保存しておくなよってな話だし、挙句「訓練したんでしょ、見せてよ」で乃木が投げたバナナを黒須がナイフで壁にブスリってなんの暗喩だよw。

そんでトドメが実は隣が作業部屋でしたはいいとしていくら突貫工事だからといえど文字通り壁ぶち抜いて穴開けて戸棚で隠してましたとかベタすぎるだろ。てかなんでこれに気づかないんだ新庄!!(ぜったいわざとw)

そしてそのチープさの最たるものが市川笑三郎さんの号令で別班会議開くためにわざわざ机をセッティングすることよw。
あとから元通りにしなきゃならないだろうに自分たちでセッティングしてまでその場を整える必要あるか?と思うんだけど、あるんだろうなw。
そこはもう別班が集合するためにあれだけ多くの企業を集めて入札を行った(これ、会社の部下らしき人を同行させてたし入札自体は偽りではなく実際に現実に行う事業ってことでいいんだよな?。つまり司会を務めた笑三郎さんは乃木が表向きは丸菱社員であるように経産省の職員だってことで)こととあわせて「あるんです」でいいですw。雰囲気だいじw。


とまあすべての語尾に草生やしちゃうほどツッコミどころしかなくて、そういう意味ではとても楽しんでいるわけなんですが、6話放送後に二階堂ふみ堺雅人の妹か?とネットで考察されてる的な記事を目にしたんだけど、妹ってな発想はどこから出てくんの?。薫に対する乃木の「母親を思い出す」ってな発言から?。
わたしここでの乃木と薫の好きだのなんだのってやりとりは「駆け引き」なんだと、なんならこの時点で乃木は薫がテントと繋がってると疑ってるし薫は乃木が別班だと確信してて、お互い相手が“そう思ってる”であろうとわかったうえでの会話だろうと思って見てたんだけど(あとからこの時の会話がなにを意味していたのかの答え合わせがあるのだと)、でも冒頭のナレーションで「乃木憂助のだいぼうけんの物語である」とか言ってるし、そのまんま受け取るのが正解なのだろうか・・・。