『アンチヒーロー』第4話

ああなるほど、放送前から流れていた「殺人犯も無罪にする弁護士」であり「貴方を無罪にしてさしあげます」という明墨のセリフは緒方直人演じる志水という死刑囚に対してのものだったのか。

赤峰に続き紫ノ宮が明墨を密かに探っている理由、その背景が明らかになったことで方向性も明確になり俄然見やすくなったけど、ガチの犯罪者を無罪にするゴリゴリの悪人弁護士を演じる長谷川博己も見たかったんで、ちょっと残念ではあるかな。
まあわんこを可愛がる人間が悪人であるはずがないんだけどさ。

となると、渡邉圭祐演じる来栖の処分をどうするかだよな。
3件の連続不同意性交とされているなかの1件は警察とストーカー女によるでっち上げであり、さらに警察と容疑者の弁護士が結託して有罪にしようとしていた(過去にも同じことをしていたらしい)ってな話だけど、来栖にかけられた容疑は「3件の暴行」であり、そこを突くなら他の2件もろとも不起訴もしくは無罪ってことになってしまいそうだけど、でもやってんだよな?この男。
まだ岩ちゃん演じる緋山がクロなのかそれともシロなのかについても“保留”状態だし、そもそも逮捕できる状態ではなかったわけだから釈放されるにせよ、まじでやってるんならこっちはきっと「次」があるだろうしその次をやるまえになにがしかの落とし前をつけることは自分の目的のためにこの案件を利用した明墨の責任だよな。
そこをどう(心情的にも)帳尻あわせてくれるのだろうか。