『VIVANT』第5話

チンギスが仲間になった!!!


今回はこれに尽きる。
乃木が別班であり、どれだけ冷酷に山本を「処理」したか視聴者は見知ってるわけで、バルカでのあれやこれやで実はこれこれこういう行動をしてたんですよという答え合わせは蛇足だろうとわたしは思うんだけど、でも野崎が「乃木憂助」という男の能力を確たる証拠映像でもって認識することは必要な展開だろうし、なによりきっとそうなるだろうとは思ってはいたけど野崎とチンギスがお互いを認め合い共に捜査する姿が尊い・・・っ!!。

となると乃木の手に落ちたアリにも乃木に無理難題を押し付けられ黒須に愚痴るも冷たくあしらわれてトホホ系の期待をしたくなってしまう。そういう山中崇が見たい。

別班も公安も目的というか目当ては「テント(が目論むテロの阻止)」なのでいずれ必ずぶつかる時が来るでしょうが(野崎のターゲットがテントではなく乃木になりつつある気配はあるけど・・・)、チンギスVS黒須には本気の本気で期待してるからな!。

あ、そうそう、別班の指揮官がキムラ緑子さんってのはイイな。この手の役だと夏木マリとか高畑淳子とか、それこそ天海祐希を配役して豪華キャストのダメ押ししそうなもんだけど、そこにキムラ緑子をもってきたことは加点材料。

で、その指揮官が乃木の経歴をそう簡単に洗えるはずがないってなことを言ってたけど、履歴書上の高校ではなくほんとはミリタリー系の高校に進学していて全ての教科で優秀な成績を収めましたってのは「洗われることを想定してる経歴」ってことでいいのだろうか。それとも野崎は別班の「そう簡単に洗えるはずがない経歴」をちょろっと電話しただけで洗ってしまいましたってことなのだろうか。
と言うのもアリを完落ちさせたのはいいけどそのアリに確認させたテントのリーダーが「自分の父親である」と乃木が言っちゃうことが引っかかったからなんですよ。
アリはもう自分の言いなり、自分の手駒だからってことだとしてもテントのリーダーと自分の関係をアリに教える必要など皆無だろうと、それどころかそこは黙っていたほうが何かの時のカードになりそうなのにペラっちゃう乃木を見てると別班の「そう簡単に洗えるはずがない」も言う程ではないと捉えておいたほうがいいかなーと。

それで言うと気づかれないと思ったのか自分の家の家紋をそのまんま組織のロゴマークにするテロ組織のリーダーとはバランスが取れていると言えるのかもしれないなw。
(ロゴの件がなければ警視庁所属の警察官だったという乃木パパ・林遣都はバルカで潜入捜査官をやってるなかで木乃伊取りが木乃伊になってしまってテロリストになってしまったってなストーリーも考えられるけど、ロゴが一致してるってことはテントを「作った」のは乃木パパ・役所広司だと確定していいんだろうな。いや先代リーダーが乃木パパの持つ守り刀を見て「カッケー!」っつってロゴに採用した可能性は否定できないけどw)