『VIVANT』第7話

乃木に撃たれた別班のひとたちがホントに死んでるなら乃木の行動に引くし、死んだと見せかけて実は生きてましたというなら(誰に見せかけたのかと言えばテントだろうから)テントがショボすぎるんだけどどうすんだコレ・・・

と思ったところでとーりの黒須が「作戦なんですよね」と読唇術してくれて、わたしの好み・希望としてはガチで殺さなきゃいくら息子だと言ってもノゴーン・ベキに直接会わせてもらえることはないだろう(からマジで殺した)という乃木の「作戦」(ならば黒須もその作戦に黙って乗っかるだけ)だけど、アリを助けたのに「作戦」のために仲間の命を犠牲にするとは思えないのでそこはやっぱり「実は生きてる」パターンかーと思った次の瞬間「作戦じゃないです。父親に会いたかったんです」ってトンチキ展開きたわーww。

野崎に手を重ねながら「鶏群の一鶴、眼光紙背に徹す」と伝えたことだし、マジで乃木の裏切りだったらノゴーン・ベキの素性が素性なんで乃木を任務から外すべきでは?という進言を聞かなかった司令官の判断は致命的ミスだったってことになるし(そこで緑子さんに「あなたは致命的な判断ミスを犯しました。司令官として許されることではありません。これまでご苦労様でした」と解職を申し渡す小日向さんの長野専務に期待しちゃうぞ!)、だからまあなんか考えがあってのことだと思いたいけど、乃木卓がノゴーン・ベキを名乗りテントを設立した理由がほんとうに「妻子共々見殺しにした日本国への復讐」なのだとしたら、その息子である乃木憂助が「父に会いたいから日本を裏切った」としてもそこに『親子感』を見て取れなくはない、かな。とんだ狂人親子の話になっちゃうけどw。

で、別班の4人が死んでるにせよ実は生きてるにせよ、黒須だけは扱いが違うのはなんでだろう。
今回で言えば視聴者に対する「父親に会いたいから別班を裏切った」発言を引き出すためでしょうが、黒須自身も言ってたように殺すつもりならしっかり殺せる腕があるんだからわざと急所を外したのであろう乃木の目的もだけど、殺さずに乃木とともにアジトに連れていくことにしたテントというか二宮ノコルの目的も、ちゃんと説明してくれるんだよな?。

と思っていたらどうやら次回で乃木が黒須を撃つよう要求されるみたい?。つまり乃木の踏み絵にするために黒須は生かされた(生きて捕らえられた)のだってことになるのか?。

・・・やだとーり超オイシイじゃん。
別班の情報は乃木が進んでペラるだろうから黒須から聞き出すことなどなにもない=拷問はなさそうだけど、でもその行為に意味などなくてもいいから撃たれたところをグリグリされて絶叫する黒須をわたしにください!!。甚振られるとーり最高だから!まじでわたしが保証するから!!。

二宮さんの役名がノコルであることが判明したことで、公式でまだ役名が明かされていないのは馬場徹さん一人となりましたが、今回野崎が語った「部下」が馬場さんか?と思いかけたけどでもわざわざ回想シーンを用意して野崎の過去をやる必要はないよな。
かと言ってほんとかどうかわからんけど「野崎が乃木に重ねてる部下」が実は生きていたなんて展開もいらんだろ。
とするとこのドラマを構成している別班・公安・テントのどこに属するのかということになるけど(ジャミーンと薫はテント関係者だと思ってる。薫とジャミーンの写真に発信機を付けて残したのは二人の動向に注意しろって意味だろうから)、公安とテントには表立って新たなキャラを投入するスペースはもうないだろう。
あるとすれば今回のミッションのために集められた6人の半数は初対面だったってことは他にも別班はいるだろうわけで、つまり乃木の裏切りによって任務続行不可能となった4人に代わって新たに追加投入される人員ぐらいか。

で、公式の写真の馬場さんめずらしくノーネクタイだし馬場さん比としてかなり精悍な顔つきなのでその追加別班が馬場さんかなと思うわけなんですが(この格好この表情からテロ対策窓口の政府の人間とかそういうポジションではないことは確実だろう)、あーでもノゴーン・ベキが乃木卓であるならば公安のことは熟知してるだろうし、法を犯すことを厭わないやり口から別班の仕事だと予想したように別班の存在も知ってるわけで、いずれ日本をターゲットにするつもりならば公安と別班にテントの人間を送り込んでいてもおかしくないよな。

と考えると、馬場さんは別班に潜入してる実はテントで、公安に潜入してる実はテントは新庄・・・ではなく鈴木で、新庄はやっぱり公安に潜入してる別班ってところかな。新庄が実は別班だけは譲りたくないんでw。
いやもういっそ黒須とやっぱり裏切ってなどいなかった乃木を救出しに竜星涼馬場徹がやってくるってんでもいいよ!。だって堺雅人の両脇に傷だらけの松坂桃李と黒づくめの戦闘スタイルの竜星涼馬場徹が並ぶ様とか想像だけでゴートゥーヘブンじゃん!・・・・・・・ばーちょんだけあからさまに足短いけどw。

って、あー!今思い浮かんだんだけど馬場さんが実は生きてた阿部ちゃんの部下という展開が成立する可能性がいっこあった!。
ドラムが実はテントだったらアリじゃない?。奇跡の少女ジャミーンと薫とともにドラムもテントであると知りさすがにショックを受ける野崎のまえに「お久しぶりです、野崎さん」っつって馬場さんが現れるとか!。

などとどこまでも妄想がふくらむけど、馬場さんのことはひとまず登場を待つとして、別班が倒れてるところに野崎たちが来ることができたのは乃木が導いたからだよね。それしか考えられない。
そして司令官が見ていた画面が乃木が撃つと同時に次々と消えていったということは乃木が撃ったのはそれぞれが胸に付けてたカメラなのかな。小型カメラの硬度がどれほどのものか知りませんが、カメラを狙って撃ったことで全員致命傷は免れたというトンデモ展開であっても驚かないw。
野崎のドアップが映ったってことは1台は無事だったってことだろうけど、それは司令官に別班の死体が公安に見つけられたことを知らしめるため(の作劇上の都合)であり、「この後の処理」を見られないように、ということではないかと。
その目的は司令官がテントと通じているからで、野崎がスマホを見て驚いていたのはそのことが書かれていたから。
そしてなぜ司令官がテントと通じているのかといえば司令官とノゴーン・ベキ=乃木卓は大学の同期で乃木明美とは親友だったとかね。
いっそ彌十郎さんの佐野も同期で別班と公安の指揮官が共にノゴーン・ベキの協力者でしたぐらい突き抜けて欲しいけどw、佐野は乃木卓を見捨てた側の立ち位置だろうな。