内容はさておき目黒蓮という素材をどう活かすのか、という視点で初回を見たけどこれは明らかに作品選びの「失敗」だろ。
このハルのような役こそ圧倒的なカリスマ性、誤解を恐れずに言うけどそれこそかつての木村拓哉のような役者そのものが持つ華でありオーラが必要だろうに、目黒蓮には「まだ」それが備わってない(そこは「まだ」としておく)。
まだ初回なのでハルというキャラクターを理解できてはいないけど、まあ“何か”を抱えたキャラではあるのだろう。暴力は勿論ありとあらゆる「悪事」に対してブレーキが利かないという一面を持つ理由はあるはずだから。
それにバイトして買った一生モノの時計を簡単(かどうかは描かれなかったのでまだわからないけど)に手放すことができてしまうところもハルという人間の“芯”はどこにあるのか?という危うさみたいなものを感じるわけで、なにやらこの先ハルはいなくなってしまうようだし目黒蓮が演じるハルという男の“そっち方面”は期待したいところだけど、いかんせん陽キャパートが痛々しすぎてだな・・・。
恐らく漫画のキャラ絵に寄せてるのでしょうが不自然に後ろ髪が長いヘアスタイルも不潔っぽく見えるし・・・・・・。
それで言うと今田美桜ちゃんの桐姫はこれ何歳設定なんだ?。ドラゴンバンクとやらは外資だろうし頭取の娘で超優秀(で飛び級で大学を出てるとかなんでしょ)なら取締役に就いててもいいけどさ、知能・知性はあるけど超優秀であるがゆえに人生経験に乏しいとかならわかるんだけど“友情が壊れるのを何度も見てきた”ってなことを言ってて、見た目はめちゃめちゃ若く見えるけど実は30後半とかそんな設定だったりします?。
早く神主に扮してアルミの粉を振りまいてWi-Fiを繋がりにくくさせ、事前に仕込んでおいた別のWi-Fiルーターに誘導してライバルチームの認証パスワードゲットだぜ!などというトンチキをトンチキとして楽しめるようになりたいのでがんばってほしい。脚本も演出も演技もなにもかもがんばれ。わたしもがんばるから。