『真夏のシンデレラ』第8話

恋愛によって性格が変わったり人として成長するのはままあることだけど、修おまえは自分がデートしてる間も勉強してる守のために「サプライズ誕生日会」を開きたいなどと考えることができるような人間じゃないだろう!。
東大出で大手建築会社の跡取り息子が突如現れたからって、ついこの前まで「女として見たことはない」と思ってた夏海のことを実は前からずっと好きだったことに今更気づくだなんて鈍感通り過ぎてバカなの匠!?。
おぐ姉って二人よりも2.3歳年上だと思って見てたんだけど、匠が一緒に廊下に立たされた思い出話してたし姉御タイプだから「姉」と呼ばれてるけど同級生なんですか?。それで小学生?の子供がいるって何歳で産んだんだ?。ていうか夏海たちは20代前半のつもりで見てるけどもしかして25過ぎてんの?愛梨はそれでまだアシスタントなの?)

初回からフルスロットルの胸糞っぷりでこのドラマを引っ張ってくれていた東西トンチキキャラが二人とも「普通」になってしまってもうダメだな。トンチキという武器を自ら捨てたこのドラマに見るべきものはもうないだろう。
ここまで出てくる人物が揃いも揃ってクズだったんでようやっと登場した“健人の同期女”に期待したというのに、気を使ってお茶を出してくれた夏海に「ありがとう」とか言っててそうじゃねーだろうと、「わたしローズヒップティーしか飲まないから淹れなおして」ぐらい言い放ってくれよと。
予告でなぜか健人と夏海と匠と一緒にいたんでまだわずかな望みはありそうだけど、でもこの感じだとあってもちょっとした波乱ぐらいで修羅場にはならんだろ。

当初のまま胸糞トンチキ路線を貫いていれば折に触れ語り継がれる伝説のクソドラマになれたかもしれないのに、その可能性を自ら手放すだなんて愚かだな。