確か前回元夫に「早川さんのことが好きだけどその気持ちは自分の中だけにとどめておく」とか言ってたはずなのに「好き」という言葉こそ言わないもののほぼほぼ気持ち伝えちゃってるおぐ姉とか、修が愛梨に別れたその日に愛梨にコクる守はどうでもいいからチャチャっと終わらせちゃって、冗談ではなくマジな話これ夏海が記憶喪失になって匠とくっつくエンドでいいと思う。
流れってか動き的になにかあるなら匠のほうだろうけど、あの状況で匠が例えば脚を複雑骨折してこれまでのように大工の仕事はできなくなるなんてことになったら夏海の人生があまりにも悲惨すぎるんで、ここは身体こそかすり傷で済んだけど健人のことだけ忘れてる、つまり匠のことを好きだった頃の精神状態に戻ったってんで、匠とくっつくのがベターだよ。
だって健人と夏海じゃやっぱり住んでる世界が違いすぎる。あの両親は天地がひっくり返っても夏海を受け入れることはないだろ。
てかそれ以前にこの両親を夏海に会わせるとしてなぜいきなり夏海の店に連れてったんだっての。この店とこの父親を見た両親が“こうなる”ことぐらい予想できただろ。
まあハナから認めてもらえるとは思ってないから認めてもらうための段階を踏んでも無駄だってんで一応のケジメとして両親と夏海を会わせ、あとは両親と縁を切ってこれまでの人生を捨てて夏海と生きることを選ぶってんなら好きにすればいいけど、今更海洋生物学者なんぞ目指されたら夏海の負担が増えるだけだし、今は異なる価値観に新鮮味を覚えたり刺激を受けたりしてこの人と一緒ならば変われる、自由に生きられるなどと思ったとしても一緒にいる時間が長くなればそれが普通になってしまうし、夏海は健人のレベルに少しでも合わせようとするつもりなど皆無なわけで（漫画しか読まない→大量の漫画を揃えてくれた→「わーすごい」の一言で終わるってのもなかなかに心無い描写だった）、知的レベルが著しく異なる相手との暮らしは地獄だぜ？。
ってなわけで、わたしとしてはここはいっそ危機一髪轢かれずに済んだものの道路に倒れ込みゴロゴロ転がった夏海と匠が揃って縁石に頭を打ちつけたことで「入れ替わってるー！？」ぐらいのトンチキを期待したいとことだけど、さすがに最終回冒頭で中身が入れ替わってどうすんだってな話なんでｗ、記憶喪失で勘弁してやるよ。
