『逃げるは恥だが役に立つ』最終話

気持ちのすれ違いは素直になればいいだけだとしても考え方の違いってのはそう簡単じゃないというか共同生活を送る上で障害になるだろうわけで、平匡さんが言ってしまったこともみくりが言ってしまったことも「なかったこと」には出来ないわけで、それをどうするのかと思ったらまさかまさかの真田丸パクリ(五円玉w)から始まり、平匡さんのドアノックを経て、すごいTシャツを着てる日野さんの嫁がリアル嫁だった!!というサプライズを挟み(暫く表舞台に出てなかった?だろうになにこの美貌キープっぷり!なにこの可愛さキープっぷり!つーか藤井夫婦の幸せオーラがすごすぎてちょっと死にたくなったよねw)、みくりと平匡さん、百合ちゃんと風見さん、そして沼田さんと百合ちゃん部下までもがくっつくという超ハッピーエンドで押し切ったなー(百合ちゃんってLINEの名前を「YURI」なんてラフな感じにするタイプじゃなくないか?という違和感があったんだけど、まさかこういうことだったとは!)。
実は平匡さんより自尊感情が低いのは自分だというみくりが自分で自分にかけた小賢しさの呪いを平匡さんが解き放ってくれたわけだけど、なぜ平匡さんにそれが出来たかと言えばそれはみくりがずっと平匡さんの心の扉をノックし続けてくれたからであり、だから「僕はその開け方を知っている」・・・という流れは実にこのドラマらしい、毎回唸らされてきた巧さの象徴のような展開でしたが、劇中で平匡さんに明言させたように「契約結婚」は“普通じゃない”わけで、普通じゃない選択をした自尊心が低く小賢しい男女が契約結婚生活を送るなかでそれを解消し解放したうえで改めてどんな選択をするのか、それがわたしが見たかったものだったわけで、維持するのか解消して「普通の結婚」をするのか、二人が拘る合理性と気持ちにどう折り合いをつける(つけた)のか、SPや続編をやるときのためにそこはあえて描かなかったのかもしれないし、フレンドパークのダーツで描いたようにこの先どんな未来が待ってるかわからないし、それはこれから二人でその都度話しあって想いあって決めていくんですってなことかもしれませんが、うまくまとめたなと思う一方で曖昧というか有耶無耶というか、言い方悪いけど「逃げた」なという気がしなくもないわけで
・・・ってなモヤモヤは次クールの予告で吹っ飛んだ!!!!!!!!!!!!
一生くんがナレーション!!!!!!!!!一生くんの格好!!!!!!!!ジャケットの形!!!!!!!!!!!!パンツの形と足元!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すごいリピった。そして一時停止して舐め回した。舐め回し倒した。一生くん番宣でフレパ出るんだよね!?ダーツやるんだよね!?楽しみすぎて脳汁吹き出しそう!!!
我ながら切り替えの早さに引くわ(笑)。恋ダンス一瞬で吹っ飛んだぜ?(笑)。
いやでも本来ならばわたしの最も苦手とするタイプのドラマなわけで、ムズキュン?ってのがどんな感じなのかは最後までわかんなかったけどw最終回まで心から楽しむことが出来たってのはわたし比的にはすごいことで、だからなんだって話だけどw、久々に満足いく古田新太の使い方だったし、星野源が正真正銘のブレイクを果たしたし、スーツな高橋洋さんも拝めたし!ドラマ好きとして最高にいい気分で今年を締めくくることができてよかったです。ってどんなまとめだw。