『相棒 season11』第1話「聖域」

右京さんの新相棒としてはまだちょっと冷静に判断が出来かねるので様子見するとしても、よくも悪くも見るからにヤンチャな坊ちゃんでしかない甲斐亨という新キャラ自体は悪くないと思う。薫ちゃんとはまたベクトルの違う“馬鹿”っぽいしw。キレて殴りかかった甲斐を顔面全部でブルブルしながら止める右京さんクッソワロタw。これてっきり考え事してた右京さんから甲斐に「考えがあるのでひと芝居打ってくれませんか?」と持ちかけられた、つまり“仕込み”だとばかり思ってたのに、お互いマジなんかい!!とw。着任の挨拶もマトモにできないどころか勤務時間中なのにイヤフォン&アイマスクで外部シャットアウト、挙句「キャバクラかよ。指名とか金とるぞ!」と右京さんに対してなんてこと言ってくれちゃってんだこいつ!?!?な正真正銘アホ坊ちゃんを右京先生がどう教育してくれるのか楽しみだわー!。
ていうか「カイト君」って呼び名がお似合いすぎる!。絶対音感(右京さんの背後で聞こえたちょっとした会話を聞き漏らさないってのも「耳がいい」設定の補足だよね?)はちょっと蛇足設定な気がするんで使うならここぞって時だけにしてほしいけど。
ていうか次回はネットオークションではなくガチのオークションに「詳しい」と早速坊ちゃんスキルを活かす展開になるようで、今後どれだけ「カイト君がいてくれてよかった」武器が投入されるのだろうか^^。
あとああいうタイプの兄ちゃんが「おととい来やがれ!」って言ったことに驚いたってか強烈な違和感を覚えたんだけど、こういう言い回しを目にする(耳にする)機会と言えば勧善懲悪モノの時代劇がパっと浮かんだんだけど、あんな顔して時代劇好きの一面もあるってか、悪(人)をバッタバッタと斬り捨てる時代劇のヒーローに憧れて警察官を目指した・・・なんて設定だったりするのかしらっ!?。で、子供の頃は警察官僚の父親こそが自分にとってのヒーローだったのに長じて父親がやってることは決してヒーロー的なソレではないと知ってしまって憧れが強かった分反発もまた強い、的な?。ついでにその時ちょっと横道に逸れちゃった(荒れちゃった)的な?。
父親との関係はもっとギスギスしてるってか、それこそもう数年まともに口を利いてないとかそれぐらい険悪な関係なのかと思ってたんだけど、あんな感じでも一応会話はできんのか。でも息子の方が一方的に父親に敵意むき出しなのかと思いきや父親も息子に悪感情抱いてる・・・・・・と見せかけて結局息子が可愛いんじゃないの〜?っぽいのははちょっと面白そうかも。息子に警察官を辞めさせたいと思ってることは間違いないとして、それが自分の保身とか出世とかのためなのか、それとも実は息子のことを想ってなのか。
そして初回最大の驚きはそんな父親に対して「息子さんをボクにください」(意訳w)と『右京さんから』申し出たってことよね!。
そしてそして初回最高に盛り上がったのはその話をラムネが神戸くんに話してて、それを聞いた神戸くんが「腰抜かしてた」ってくだり!!!。
ラムネと神戸くんが右京さんの話をしてるというその事実だけで、あれれ?なぜわたしの視界が滲むのだろうか?(笑)。
ていうかラムネの口から「腰」って単語が出るとついつい思考がそっち方面に引っ張られるのはどうしたものかと(笑)。


事件自体は役者が出そろった時点で賀来千賀子山田純大はこれデキてんだろうなーと思えちゃったんでまぁ予想の範囲内というか、せっかく領事館という“聖域”を舞台にしたのに地味な事件だったな・・・ってな感じでしたが、取調室でカイト父に電話を掛けうっすら微笑む賀来千賀子は多分無言のお願いをしたんだろうし、それを聞き入れるのであろうカイト父とは普通ではない何らかの関係にあるのではないか(あったのではないか)と思えるわけで、賀来千賀子山田純大の存在は頭の片隅に置いておくべきかな。


ていうか、確か神戸くんはシャワー浴びてたような記憶があるんだけど、ミッチーにシャワー浴びさせておきながら朝チュンナリ様がタンクトップにハーパン姿ってどういうことよおおおおおおおおおお!せめて上裸にさせなさいよおおおおおおおおおおおおおおおお!!。


「実際特命のおかげで手柄とれた事件も多いわけだし」「多いっていうか、殆どだよな・・・」という自覚しつつ(笑)、電話口で「骨ぐらいは拾います」「お気をつけて」「がんばってくださーい」とそれぞれの言葉で励ます捜一トリオとカイト坊ちゃんの絡みも楽しみー!。