『平清盛』第22回「勝利の代償」

「チチウエ・・・チチウエ・・・・・・」
鸚鵡たあああああああああああああああああああああああああああああああああああん(´;ω;`)
いやもうね、その衝撃というか反動がまるで3Dのごときリアル感で伝わってきた矢頼長様で声を失い、助ける息子をすぐそこに感じながら一晩を明かした忠実さんの元へヨロヨロと現れた鸚鵡たん、いや鸚鵡さんにダダ泣きですよ。
鳥にしてみりゃ京都から宇治?の忠実さんのところまで飛ぶことってかついていくこと自体はそんなに大変なことじゃないと思うんだ。でもきっと鸚鵡さんは頼長様を探し回ってたのだと思う。飲まず食わず休まずに。だからあんなにもズタボロになった。
そしてようやっと見つけた頼長様が「父上・・・」と呟き舌を噛み切った瞬間の想いをキャッチし、その想いを頼長様の代わりに伝えるべく最期の力を振り絞ってチチウエのところに行ったと。
つまり鸚鵡さんは頼長様の化身のようなものだったんだと。
・・・・・・・鸚鵡さああああああああああああああああああああああああああああああああああああん(´;ω;`)
ってなファンタジー解釈はそれとして。
そんな鸚鵡さんの姿と言葉に頼長様を見て取った忠実さんの表情は素晴らしかった。鸚鵡さんに息子の姿を重ねながら掻き抱き「我が子よ!」と絶叫した瞬間、政を司るための仮面がパリンと割れる音が聞こえたわ・・・。本当はこうやって抱きしめてやりたかったけどそれが許される立場でもなければ立場なんぞ捨ててしまう勇気もなかった父親の哀しみにダダ泣きでした。
そう思うとさぁ・・・・・・・・・敗戦の将である身内を匿い「我が一族には必要な人材なので何卒寛大な処置を」などと言ってしまえる清盛ってか武士はそういう意味ではまだ“マシ”なんじゃないかなぁ。立場的には「犬」だけど。
・・・・・・・・・ってなことを息子・義朝の活躍を、その結果殿上人となったことを嫁・由良御前から聞かされ、なんともいえない穏やかな笑顔を浮かべた為義さんを見ながら思ったり。
このシーンの為義さんほんっっっっっっとによかった。まさに不器用なダメ義さんらしい笑顔というかねぇ・・・ああ、通清もこんなダメ義さんだから放っておけなかったんだろうなぁ。
だがしかしあれだけの存在感を見せていた為朝どこいった。(劇中に)影も形もねーじゃねーか。


かつての同志、頼長が残した日記を読んでしみじみする信西もいい表情してたけど(でも知識としては知ってるもののこの二人の友情的なものをさして描いてこなかったが為にせっかくの表情もそこまでの意味を含ませきれなかったような)、でもこの日記こそが噂のホモ日記・・・・・・・・・なん・・・・・です・・・・・・・・よ、ね・・・?。劇中で信西が読んだ箇所が“偶々”いいこと書いてあったところだっただけ・・・・・・・・・ということなんです・・・・・・・よね?。(ていうかこの日記読みたいなぁ)


そして出家を決意するも頭を剃る道具がないと言われてしまった崇徳帝の「生まれてこの方、なにひとつ思い通りにならない」っぷりたるやもう・・・・・・・・・・言葉がないよね。
ていうか坊主になったらさらに美形度高まりまくりで言葉がないです。アラタまじイケメン。なのになんで次の月9はあんなビズなん・・・・・・。


逃げないから縄を解いてくれと言ったあと息子に目配せする叔父上にギャーーーーーーーーーン><叔父上すてきすてきわたしも目配せされたいし!って沸いてたらなにあの竹馬フラグ・・・・・・・・・。
わかっちゃいるけど!わかっちゃいるけど!!でもやだ叔父上死罪とかやだよおおおおおおおおおおおおおおおおお!。