『平清盛』第20回「前夜の決断」

俺泣いた。本気で泣いてしまった。
もうついていけないと義朝様に告げて為義さんと父親んとこに来たもののやっぱり義朝様が気になってしまう正清の想いを察し、行くなら行けと、息子を頼むと目で言う為義さんに、厄介だけど見捨てられない殿の心遣いをかみ締めつつ息子に決意させるべくあえて義朝様を罵る通清に、敵同士として戦うことになる鎌田親子の別れに、そして勇ましいことをぶちあげつつも確実に足りない“アイツ”のことを思ってる義朝様のところに駆けつける正清に、戻ってきた“アイツ”の姿を見た瞬間目を輝かせつつ「遅いわ!」なツンデレ義朝に泣いたわ。
そしてそして。
「お前とわしとの間に絆など・・・端っからないわ!」
叔父上えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ・゚・(つД`)・゚・
それを伝言として口にする頼盛は実感こめまくりの本音爆発で、一方そういう忠正叔父さまはもうっもうもうもうっ・・・覚悟を決めたニヒルかつ晴れやかな笑顔でさぁ・・・・゚・(つД`)・゚・
なんかもうなんかもう・・・・・・なんも言えねー!って思いながらクッソ泣いた。やれば出来んじゃねーかよこの大河!!(と思って演出確認したら今回が大河初(?)の人だそうでちょっと驚いた)。
由良ちゃんも良かったわー。甘っちょろいことグダグダ抜かす劇中の扱い的には自分よりも若くて美人な愛人に対し、正妻として殿の武運を祈り支えるべく太刀を手渡す由良ちゃんカッコよかった!。由良ちゃんは義朝の帰りをずっと待ち続けていたわけで、だから義朝様よりも為義さんと過ごした時間の方が長いんじゃないかと思うんだよね。それこそポッと出の常盤なんかよりも「肉親への想い」としては由良ちゃんの方がずっとずっと強くあるはず。だけど言わない。それは武士の妻として言ってはならないことだから。そういう想いを必死で押し殺して戦いに赴く義朝に私は殿の決断に従いますと弟を斬って奪い取った友切を手渡す由良御前超カッコよかった!。
でも義朝様には都合のいい女扱いしかされてないんだよね・・・・・・・・・そら頼朝もナレで愚痴るわw。
清盛もまぁ・・・・・・・・・いきなり切れ者になったというか、物事が見えるようになった感は否めませんが、同じく帝となった途端凄まじいまでの美貌と色気を見せる後白河翔たんとのやりとりはキリキリするような空気感ですごく良かった。サイコロなかなか出せなかったことも含めて(笑)。
それを立ち聞きしてるサダヲ信西はあれ何を考えてたんだろうなぁ。馬鹿だから操りやすいと思ってた後白河がそうでもないことに気付いたのか、それとも平氏がどっちにつくかが勝負の決め手になるってのに何言っちゃってんのコイツ!?とハラハラしてたのか。サダヲ信西悪くはないんだけどどうにも表情からはその心中を掴みきれないところがあるんだよなぁ。それもまた信西という人物なんだろうけど。
反対に塚地信頼の帝のことをわかってる感はすげーな(笑)。ママンに嬉々として「翔たんはねー、このブサデブ麿とデキてんだよ!」って教えてあげたら気持ち悪いからやめてとマジ叱られてしまいました><。
とまぁ今回はみんな総じて良かったなかで、西行はあれなにしに出てきたん?あと鬼若も(笑)。こいつ200叩き全然効いてねえ!(笑)。


腕組んで馬に乗る清盛を見てどこの筆頭かと笑ってしまいました。いよいよ保元の乱ですね!レッツパーリィ!!。
鸚鵡の籠抱えてひえええええってなる頼長様に為朝ガンダム無双が楽しみすぎて漏らしそう!(笑)。