『運命の人』第3.4話

これだけ大問題になってるってのにこの騒動の発端である亀ちゃん横溝どこいった(笑)。こんな奴にあんな大事なものを渡した弓成が馬鹿だってことなんだろうけど、それにしたって横溝にももうちょっと・・・・・・天罰的なものが下るべきだと思う(笑)。
で、3話の段階ではまだ情報受け渡しに伴うアレコレ、具体的には肉体関係があったのか否かってところはボカされた状態で、それどころか弓成の正々堂々とした態度からすると本当にやましいことは何一つない純然たる“正義感”“使命感”からの行動である・・・ていうかドラマの中で見せられた通りに“三木が一方的に弓成を慕い、好きな男の役に立ちたいからと自ら資料を流した”ってな風に見せていたけど(あと“雑用係”として扱われる鬱憤晴らしもか)、4話では「ホテルのマッチ」という物的証拠が投下されたことで、ああやっぱりヤッたのねと(笑)。それなら三木が何か弓成に渡せるものはないかと必死でコピってたのも納得。
で、「秘かに情を通じてた」ことが明らかになり、毎朝を始め各誌が知る権利キャンペーンを張ったこともあって英雄扱いだった弓成がここからどんどんと墜ちていくターンに突入するのでしょうが、弓成はどういうつもりで三木を抱いたんだろうねぇ?。肉体関係を結んだのはあの雨の夜で間違いないと思うんだけど、単純にムラムラっときてしまったから抱いちゃったのか、それとも心の奥底にこの女を使って情報を得ようという気持ちがあったのか、それが問題だよな。後者なら正義・使命のためなら手段を選ばないってことになるわけで、それって国民を騙し密約を結んでまでも沖縄返還を目指す佐橋政権(国)と何が違うの?って話だし、前者ならタダのクズ野郎なわけで、どっちにしたって擁護できる余地はないよねぇ。おまけにドラマではそこまで突っ込んで描写はしないっぽいけどこれ実際には柄本っちゃん小平政権のためにとにかく打倒・佐橋というスタンスであったことは否めないんだろうし。これから三木や周囲の人間が捜査や裁判の中で弓成にとっての“事実”と異なる証言をしたりして追い詰められていくんだろうけど、そこで弓成は恐らく「情を通じた」ことは事実だけどそのことと政府が交わした密約は別問題で、政府はスキャンダルを餌に密約の事実を隠そうとしている・・・といった主張をするのでしょうが、確かにそれはそうなんだろうけどでもお互い伴侶がありながら肉体関係を結んだW不倫であることは事実なわけだし、言ってしまえば「お前が言うな(笑)」ってな話よなw。
そしてそんな弓成を必死で救おうとしてる南朋さん山部がやっぱりカッコイイ!!!!!。もう言うことなすこと的確すぎるし、南朋さん山部には男気とともに男の色気を感じるわー。劇中で「人の心を金で買い叩こうというのか!」ってな台詞もあったし、間違いなくこのスタッフハゲタカ=南朋さんに愛情抱いてくれてるよねw。じゃなきゃこの役をこんなにも素敵に撮るわけがないもん。
あと地味に有起哉の「弓さん」ってのにもときめく(笑)。
有起哉の役って弓さんのこと心から尊敬してるっぽいし、弓さんがいなくなればポジションが一つあくぞシメシメ的な考え方するような男でもなさそうだし、弓さんに横溝を紹介したことを悔やんでるんだろうなぁ。もちろん一番辛いのは当該者の親族だろうけど(当該者は自己責任)、多分有起哉も相当辛いと思う。仕事してる最中は弓さんの為に、弓さんの穴を埋めるべく必死で気を張ってブン屋としてのオノレを全うしてるんだけど、でも仕事が終わると屋台で「俺はブン屋失格だー!」と泣いて喚いて遠藤くんに絡んだり松重さんに慰められる図を想像すると超モエるw。
そんでもって弓成の担当検事が水橋研二で泰造が雇った三木の弁護士が吹越満ってほんとにもうどれだけぶっこめば気が済むのかと!!。
で、次回はついに旦那に裏切られてた由里ちゃんに玲ちゃんがアタックしかけるわけですね!!フンガーーーーーーッ!!!。