西澤 保彦『夢は枯れ野をかけめぐる』

夢は枯れ野をかけめぐる

夢は枯れ野をかけめぐる

西澤さんには珍しくレズも出なけりゃ超能力も出ないごく普通の連作短編集でした。やべえ物足りない(笑)。
あえて考えないようにしてるのですが、結婚はともかく介護という非常に現実味のある題材を扱っているとは思わず、読み終わってからずうーーーんと落ち込んでしまいました。落ち込むというか、怖くなってしまったと言ったほうが正しいかも。