『セーラー服と機関銃』最終話「涙の機関銃乱射〜さらば女子高生組長」

いやー、最後の最後までびっくりするほどクソ脚本でしたが、それでも最後まで佐久間さんは素敵だった。営業マン佐久間さんを見れたし、何で手紙!?会って何喋るつもりだったの!?ってなもんですが、佐久間さんの低いお声がたくさん聞けて嬉しかったのも事実。あそこで平田満を持ってくる理由が謎。ぜいたくっちゃぜいたくだけど・・・。そしてずっと浜口物産社長のためにりんごを剥き続けた蘭丸たんが最後の最後で大きな見せ場をもらえてよかった。ナイフ使い+組長とのムフフな関係がちゃんと生きたし、蘭丸たんに関しては文句なし!です。そしてそしてブラック黒木刑事は終わってみれば一番美味しい役どころだったのではないでしょうか。あそこまで淡々とした悪役、それも何一ついい人要素のない完璧なる悪役ってのもちょっとないよな。つーか黒木刑事の同僚役をあんな訛りキャラにしたのがほんと謎。笑いポイントとして用意してたのかもしれないけど全然効果なかったし、普通の爽やか若手刑事(イケメン)だったならあの刑事の死にもっと衝撃を受けることができたかもしれないのに。
あとやっぱり小泉さんがさぁ・・・・・・・・・。最終回のラップワンピはウエストが全くなくてさぁ、パンツスタイルはげんなりする若作りっぷりでさぁ、全くいい女に思えなかった上にやっぱあの人見るとどうしても後ろに男の影がちらつくんですよね・・・。はぁ〜。

最後まで見終わって思うことは、やっぱ題材が古すぎたかなぁと。それ言っちゃったらおしまいなんだけどさ、もっと現代調にアレンジしてくるのかと思ったらそうでもなくて、元ネタ(映画版)に忠実に作られても今(現在)の世の中からするとさほど魅力的なストーリーでもなかったということなんだろうな。最終回なんて主題歌をフルコーラスで最初と最後に2回も聞かされた上に3分の1ぐらいは回想シーンだったし、かんっぺきに間延びしてた。2時間半ぐらいのスペシャルドラマにして、勢いでガーッとやった方が良かったかもなという感じ。
オープニングの出来だけは秀逸でした。
佐久間さんのオフショット集があればDVD買います。買うのかよ!