『ゴンゾウ 伝説の刑事』第2話「第一容疑者」

ダメだw面白くはあるんだけど黒木が(今んとこ)勘助にしか見えないわw。なんで捜査一課の若手刑事の中に武者震い殿様がいないのよとすら思う。顔的にもキャラ的にもあそこに武者震い様ぶち込んでも全く違和感ないはずだからこそっと投入しなさいよテレ朝!

筒井とウッチーの缶コーヒーのシーンは痺れたわ!ウッチーは当然として引っ張られるように筒井まで渋く見えたもの!!あれブラックッコーヒーだったと思うんだけど、甘党なはずの黒木が普通に飲んでたってことは・・・甘党ってのはゴンゾウとしてキャラの一部、自分なりのアピール方法というか、あえてそういうおちゃらけた人間を演出するための一つの手段であって、捜査一課のエースと呼ばれる本来の自分=マジモードになったときは甘党の仮面を捨ててブラックコーヒーが似合う男になると、そういうことなのかなぁ。そして筒井はそれを分かってるってかあんたは本来ブラックコーヒーな男だろ?ってメッセージを込めたと、そういうことなんだと思うわ!クーッ燃える!!
ウッチーの演技は初回に続いて相変わらず無駄にデカイんだけど、病院からの帰り道、交番の警官に挨拶されても素無視で通りすぎる黒木を見て思ったんだけど、黒木としての演技のうえにさらにゴンゾウとしての演技が加わってる、つまり作中でも演技をしてるからあえてデカくしてるのかなーと。来週からいよいよ刑事に復帰するし、そこらへんがどうなるかってのもすごく楽しみ。佐久間が言うにはかつての黒木は同僚に優しくないタイプの刑事だったようだから、そういう男に戻るのか、まだ演技をし続けるのか、はたまたゴンゾウとしての時間が黒木を変えているのかってのも見所になりそうだわ。

そんでもって日比野・ツンデレ高橋一生が素敵すぎてもう泣きそうです><綿引さんが包んでくれるようないいおやっさんタイプの刑事だからより一層一生のツンがキラキラして見えるのよ!ウッチーとの絡みも画面からオトコマエエキスどばどば出てるしさあああああ、日比野がベンチドカッと蹴っ飛ばした時とかあまりにもモエすぎてあひょおおおおおおおああああわ・・・オエッて変な声出しちゃったじゃないの!(最後のオエッは興奮しすぎて吐きそうになったせいです)。そして極めつけが真顔で「俺、あんたのこと軽蔑してます」ですよ!!!!!!! 言 わ れ た い !!!!!!!!!鶴ちゃんがヒロインとしてはキャラ的にもルックス的にも(言っちゃった!)イマイチなんで、このセリフを言う日比野を見た瞬間わたしの中で日比野がこのドラマのヒロインに認定されました。誰にも文句は言わせません!「軽蔑します」発言をラスト近くになって撤回する姿がいまから楽しみすぎて脇汗ダクダクです><ポケットに手突っ込みながら目線を逸らし気味にして「前にあんたのこと軽蔑してるって言ったけど・・・今は・・・尊敬してます・・・」とか言いながら上目遣いでウッチーを見る一生が見られる瞬間が待ち遠しい><><><。ああああ神様、こんなに素敵な高橋一生をありがとう!
そうそう!素敵高橋一生と言えばですね、今回から登場した四草兄さんに兄貴風ってかデカ風ってか上目線で「なんかあったら言ってこいよ」とか言ってんのもめったくそモエたわぁー。


とまぁ男の話(感想)ばっかしてますが、鶴ちゃんの心情吐露する場面は良かったと思う。男まみれのドラマの中で、あの女ならではの生々しい嫉妬心はギラギラ光ってた。兄貴に対するコンプレックスはともかくとしてほんの少し前に出会ったばかりの被害者にまでああも強烈な嫉妬心を抱いてるだなんて、俄然鶴ちゃんに共感というか応援したくなりました。
やたらと意味深に映るヴァイオリンが事件の鍵になるのだとばかり思ってたんだけど、どうやらそういうわけでもない・・・のか?てかこのままこの事件を最後まで引っ張り続けるのか?そうであっても役者がみんな上手い人ばかりなんで見れることは不安視してないなけど、展開が緩やかすぎて飽きられそうな気がしなくもないなぁ。まぁ犯人が誰か?事件の真相とは?ってのを描くというよりも、一旦は第一線を退きゴンゾウとなった男が再び刑事としての自分を取り戻す(そして周囲の人間もその男に影響され変わっていく)というある種の成長というか自分探しドラマ・・・みたいだな。