『嫌われ松子の一生』第7話「消せない過去」

ん???出所したのが昭和52年ってなんかおかしくね?昭和48年に中学教師になったはずなのに・・・。多分単純なミスなんじゃないかと思うんだけど、低視聴率だからってそういうことやっちゃいかんよー。頑張れスタッフ。8年間も刑務所に入ってたってのに全く変わってないってのがなぁ、相変わらずまつげパッチリだしブローもきっちりだし。なんなんだろう、アレ。多分こういう突っ込みが入るのは分かってただろうに、なんであそこまで綺麗にさせてんだろ。内山なのに(結局それ)。ヘアメイクと言えば、この出所の時といい松子が勤める美容室に来た時のめぐみといい、髪の毛エクステだってバレバレで、もうちょっとなんとかなりませんかね?と思う。そこらの安いエクステ専門店だってもうちょっとマシな仕事するよ。なんかいろんなところが手抜きになってる気がするんですけど。ほんと頑張れスタッフ。
まぁそこらへんはもう諦めるしかないとして、結局誰が身元引き受け人になってくれたんだ?仮釈放ではなくて、刑期満了して出所したってことなのかなぁ・・・。はいり課長がそれらしきことを説明してたけど、ちょっと分かりにくかった。予想してたよりも島津さんが悪者として描かれてはいなかったように思いますが、ずっとずっと待ってたってわりには子供が結構デカかった件www。んもー、島津さんったら。思い出の場所ってわけでもなさそうなのに、あの池のベンチに松子がいるって分かってたっぽい島津さん。あの玉川上水の橋の上であの話をしたほうが良かったと思うんだけどな。
今回はメインである龍との物語の前の一休み回ですか。やっぱなぁ・・・松子(内山)とめぐみ(小池)だけだと画面が貧相というか安い。ついでに言うと秋野さんも“いかにも”な演技すぎて、やっぱり安い。人間タイプとしては赤木さんと同じような人なのでしょうが、色気といいオーラといい赤木さんには到底及ばないな。つーか刑務所内でタチとかネコとか言うてたし、てっきりあのおばさんは松子を狙ってるのかと思ったのにー。松子が美容師としての自分の腕にものっそい自信もってたのもなんだか違和感。刑務所内で囚人の髪の毛を切って経験を積んだつもりなんだろうけど、囚人なんだから髪型のバリエーションとかさほどないはずだよな。カラーだってパーマネントだって許されないだろうし。それなのに銀座(松子は銀座にすら行ったことないはずなのに)の一流サロンで認められるってのはなぁ・・・。まぁセンスはあるのかもしれないし、基本のカットで技術が分かるとかそういう世界なのかもしれないけど。やっぱあのおばさんが松子狙いだからとしか思えん。
めぐみと松子の違いって、本当に辛いときに我慢してでも踏ん張れるかどうか、なんだな。松子って結局流されるまま生きてるだけで、流れに逆らおうとしないんだよな。本当に大切なのはめぐみのような友人なのに、めぐみからはさっさと逃げるくせに、龍は簡単に受け入れちゃうんだもんなぁ。もう同情の余地なんて全くないな。松子と龍が車に乗ってるシーンの無駄にアーティスティックなワイパースローモーションに思わず笑ってしまいました。あれなに?なんであんなコジャレ演出?あの瞬間が松子の転落人生の最後にして最大の分かれ目だったということでしょうか。しかし松子と龍にそれなりの年の差があるようには見えないなぁ。今現在松子が何歳の設定なのかよくわかんないんだけど、もうちょっと老けメイクにすればいいのに、内山なんだから(結局それ)。
最後のいい男、龍のハイキックめっさカッコよかったわ〜〜〜〜〜〜〜!さすが元氷川誠だわ。あそこだけ猛烈リピート。キャナメ痩せたな。あのゲッソリ感がシャブ中っぽくてよろしいです。来週は刺青ですよ!佐久間さん(目高組若頭)と比べちゃうもんねー。ウホウホ。そうだ、いい男と言えばマトリ役が神保さんでウキャー!!!龍をぶん殴って顔に返り血浴びる(口から血がでたぐらいであんなに血が飛び散るかっつーのw)神保さん素敵だったわぁ。引き続きまだ出ますよね?なんかありますよね??あと龍の弟分役の子(公式によると吉永雄紀というお名前のようです)が結構カッコよかった。どうやら次あたりに見せ場がありそうなので楽しみです。このドラマってつくづくいい男を次から次へと繰り出すことでもってるんだなぁ・・・と再確認。あたしにとっては、ですが。


それにしても、えみちぃの演技は酷いな。教会で現在の龍に訴える長台詞なんて放送しちゃいけないレベルだよ。