『アンサンブル』

いやさあ、「話がしたい」という連絡を無視し続けたくせにいざ「別れよう」と言われるとなぜか差してた傘を手放して雨のなか走って男の部屋に行ったらもぬけの殻で、そのとき鳴ってた遮断機の警報音がトラウマになりましたってなんだそれ。

その主人公の経験が依頼人の背中を押しましたってな話だけど、そもそもそういうことがあって、そういう理由で婚約を破棄しようと思ったんなら相手が要求する慰謝料を払えばいいでしょうよ。「婚約なんてしてなかった」なんて嘘ついてまでわざわざ裁判なんてする必要などない。

主人公が抱える過去の説明ありき(その過去と絡ませるため)だとしてもあまりにもお粗末な話すぎんだろと思ってたら真戸原さんにキュンとなった瞬間主人公を捨てた元カレ田中圭と再会しましたって、これはアカンやつ・・・。
主人公と友達2人のシーンはホットスポットの三人組との「比較」という視点で見るとちょっと面白いし(厭味な意味です)、チャペルに正装して現れる松村北斗はピュアさがキモ面倒くさくてわたしの好きな松村北斗だけど、どれだけ北斗のビジュアルがかわいくてもこれはアカンやつですわ・・・。