『マル秘の密子さん』第6話

九条家は女系一族で、遥人は待望の男児だったってな話だけど、そういうことなら美樹が遥人と玲香の扱い、もっといえば愛情に差をつけていたであろうことは想像に難くないとしても、玲香をどういうつもりで育ててたんだろう。
男兄弟であっても幼いころからあとを継ぐのは長男で次男は長男をサポートするのが役割だと育てている同族経営企業はいくらでもあるわけで、待望の男児ならば九条家も「遥人が跡継ぎ」と決め打ちしてそうなもんだし、五十鈴が会長やってるけど婿養子の謙一が社長で美樹は取締役だったわけだしハナから玲香が社長になる目はない(なかった)ように思うんだけど。

まあ夏が名乗りを上げずとも「社長選」をやってたわけだし、女系一族と言うだけあって玲香にも社長になる道はあった(そう思わせていた)、ということなのでしょうが、だとしたら兄にこれほどまでの敵意を向けることもないような・・・となるんだよな。
神保さんの父親と二人の子供はどんな感じの親子だったんだろうな?と今更ながら思ったり。

その謙一の死について夏さんが関与を疑われることになるみたいだけど、中盤でそういうことになるなら夏さんが黒幕のセンは消えたってことかな。黒幕というか、謙一と組んで九条家から九条開発を解放しようとしてるんじゃないかと思ってたんだけど。

ていうか松本さんが「推し変」するとは思わなかったw。これ予想できた人いないだろw。
「なんなんだ君は!?ストーカーか!?変態か!??」と間接的に言われてグサグサ刺さってる松本さんが最高だったし、「お金ですか?それとも・・・お金ですか?」な密子と松本さんのやりとりがかなり面白かっただけに推し変によってそれがなくなってしまうなら残念だけど、そこはこちら側についた玲香に期待だな。