『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』

田中圭がとても苦手なのに常葉朝陽さんにメロメロになったほどわたしは「リバーサルオーケストラ」が大好きでして、比較するなと言われてもしてしまうので「リバオケ面白かったな」となってしまう、というかやっぱり常葉朝陽がキャラとして最高すぎんだよコンチクショオオオオオオオオオオオオオオオ!という感想しか出てこない・・・。

リバオケにはなかった要素として「娘との不仲」「妻が不倫!?」という軸があるようですが、どっちも興味がわかない(興味を引く作りになっていない)ってのに、恐らく終盤まで引っ張るだろうから描写としては毎回初回程度であろう妻パートはまだしも娘がギスギスしすぎてていい気持ちはしないし(学生なら仕方がないけど公務員として社会人やってるんだから口も利きたくないほど父親のことが嫌なら家を出て一人で暮らせばいいだろうと)、父親も父親で娘の事故がキッカケらしいけどなにを思って指揮台から降りたにせよその決断はそれなりに重いのだろうと思いきや、この程度請われたぐらいで縁もゆかりもないオーケストラで振っちゃうんだ?って話だし、なにより初回の演奏会描写を見る限りでは「演奏シーン」でリバオケに勝てるとは思えん。
ゆえに初回で「解散」が決定したオーケストラが解散決定を覆すことになるにせよ解散する日まで精一杯仲間とともに音楽と向き合う姿を描くにせよ、どちらにしてもリバオケの玉響と比べるまでもなく好きになれそうな魅力がこのドラマの楽団にはないんだよ。今のところは。

なので車の窓からホールを見ていた髭面の雰囲気イケメン(浅野忠信CHARAの息子!!)がチェロ奏者らしいんで、この人が加入するエピソードがリバオケで渋川清彦が演じた藤谷さんのソレと比べてどうか?ってところで継続視聴を判断しようかなと思ってる。