『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』第4話

前回の感想でリバオケと比べると「音楽」が物足りないと書きましたが、マエストロが指揮棒振りながら「間男は誰だ!?」とか考えてて、マエストロと目があった男たちがキョドるという完全コント演奏シーンを見てリバーサルオーケストラとは『全く別物』だと理解しました。4話にしてようやくだよ。これハナから「音楽」を届けようとはしてないわ。そういうドラマじゃないんだね。

オケ(というか吹奏楽部時代から)は愛憎渦巻くドロドロで常にどこかが修羅場だと聞いたことがあるのでこういう展開になるのもあたりまえっちゃあたりまえなのでしょうが、基本恋愛展開に興味がない&離婚しても俊平と志帆が響と海の親であることに変わりはないし、親子は親子であるわけで、だからお互いやりたいことがあってそのためにお互いを必要としないのであれば離婚すればいいと思うし、やっぱり家族でいたいってことになるならそれでもいいと、つまりどっちでもいいんじゃね?としか思わないので、大輝と蓮が楽譜片手にベンチに並んで座ってるぐらい仲良くなってるってことがわかっただけで今回はいいかなというところではありますが、でも「貴方が指揮棒振ってる間、私は人生を棒に振っていた」というセリフはお見事。これはさすがのマエストロにも直撃だろ。


今回ようやく満島真之介が登場し、夏目に極太→向いてることが判明したので、次回どんなコントを見せてくれるのか楽しみ。