『光る君へ』第5回「告白」

今回めちゃめちゃ体感時間早かったわー。毎熊さんが活躍したからだろうか。
三郎が乗る馬に従者に気付かれることなくどころか馬を驚かせることなく三角飛びで相乗りするとか直秀おいしい役すぎる!(このあと松下洸平くんもオリキャラで登場するんだよね?直秀と比べられそうだけどそこは大石静が本領発揮してくれるって信じてるわよ!)。
気を利かせて退散しようとしたところでこれほどまでに泣いているまひろのフォローよりも兄への怒りのほうがはるかに勝ったのであろう三郎改め道長に「まひろを頼む」と言われ思わず「帰るのかよ」とツッコんだ瞬間、全視聴者が「それな」と言ったに違いないw。

そして初回こそインパクト大であったものの2話以降は父の道具と化していた玉置玲央くん道兼が、弟に「罪」を突き付けられてどんな反応を見せるのかと思ったら、殺した相手=まひろの母を「虫けら」呼ばわりしその責任を道長に転化するという相変わらずのクズっぷりで、まったく悪びれないのに震えるわ。

まあその直後にその父親が圧巻の外道発言をキメるもんでさらに震えたわけですが。

ここまでのほほんとしていた道長だけど、悪の権化のような父・兼家が「そんな熱さがあるとは一族はさらに安泰だ」と高笑いで言ったように、「この瞬間」が誰もが知る藤原道長の始まりなのだと思うと作劇のうまさにこれまた震えた。
それで言うと「この場」に長男・道隆がいないことはあとでなにがしかの展開に繋がる布石なんだろうな。


今回もっともときめいたのは道長が行成の代筆を断りちゃんと自分でしたためたまひろへの手紙の字がへったくそだったところ。これぞ少女漫画!!。