『こっち向いてよ向井くん』最終話

中谷さんに対する「じゃ、付き合いますか」から始まり、アンちゃんを経てチカさんと、この序盤の今にも割れそうなガラスの上をはだしで歩く向井くんに対する「そんなところを歩かなきゃいいのに歩きやがって・・・」感(ちょっと意味わかんないですかね?w)がわたしは好みだったんで、美和子とのアレコレからの坂井戸さんという中盤~終盤にかけては正直“なんとなく見てるだけ”状態でしたが、自問自答という名の妄想を繰り広げた挙句最終的には自分の気持ちに素直に真っ直ぐ、ちゃんと相手に「好きだ」と言えたことはよかったと思うよ。

原作はまだ続いてるとのことなんで、向井くんと坂井戸さんの関係を進めることなくフワッとした終わり方に留めるしかないぶん、まみんと元気の関係を(その背後に美和子のことも含めて)しっかりとした「形」として描くことで帳尻あってたし、まったく興味のない題材だけどちょっと毛色の違うドラマとして楽しめました。

勢いでコクったあと、あんな坂井戸さんやこんな坂井戸さんを思い出しまくってスローモーションで駆け出した直後に足が攣る向井くんは実によかったw。

あとまみんはもっと早く元気の店を手伝ってやれよって話よね。どいつもこいつもめんどくさすぎるんだけど、なんだかんだでそのめんどうくささを楽しめたのでわたしはこのドラマが好きなのだろう。