『王様戦隊キングオージャー』第11話「怪奇!クモ仮面の男」第12話「6人目の王様」

初回からここまでOPナレーションとしてギラと王たちの「語り部」であった人物がこれからは「俺が王になる物語」だと、これまで語っていた「王になる男」とはギラのことであり俺のことでもあったのだとぶち上げて物語に介入してくるかー。
なかなかに凝った構成だけど、これお子様は理解できるだろうか。

ていうか、事前に公表されてたんでナレーションが実は追加戦士であることは知ってたけど、三大守護神が鍵となり、その鍵で開くのは怪奇クモ男の仮面だとはまったくもって、その瞬間まで予想できなかったわ。
バグナラグ(ていうかデズナラク)を利用し「予言」をなぞった先にあったのがクモ男の仮面(を外す鍵)となると、あれは仮面ではなく拘束具、もしくは封印具なのではないか?と思うんだけど(本当のことを言うとお子様云々言っておいてなんですが、貞操帯かと思ったw)、ラクレスとの確執もほとんど進展してないのに、これだけ設定盛り盛りの追加戦士出しちゃって大丈夫かなという不安がなくはない。

でも王たちの「妄想」のなかでとはいえ本編内で白目剥かせたぐらいだしw、ラクレスはまあそういうことなんだろうけど。

と、11話を見終えたところではそう思ったのに、ラクレスおまえカグラギの妹を「人質」にしてるんかい!。
気持ち的にはギラの側に立ちたそうなのにラクレスにへりくだってるのは、他の王たちとは違い「妹」の存在があるからだってことならなるほど納得。

そして初登場回の次の回で即明かされた怪奇!クモ仮面の男ことジェラミ―・ブラシエリの「正体」がかつてデズナラクと戦ったものの歴史から消された「6人目の王様」とバグナラクの女との間に産まれた子供というこれまた特濃な設定をぶちこんできたな!ってなものでしたが、「行間」からそれを察しろってのは王様たちでなくとも無理だろw。


これまでのアレコレを脳内で走らせるギラが結局「・・・わからん!」と言い切ったのには笑ったけどw、でもジェラミ―のような存在がいるとなるとシュゴッドと会話ができるギラもまた「特殊な産まれ」である可能性が強まったってことになるのではないか?。

しかしジェラミ―魅力的なキャラだわー。超強いし。
これだけ特濃な個性である王様たちの戦隊に追加戦士を加えることが果たしてどっちに転ぶかと思ってたけど、個性では全く引けを取らないし、初回から「語り部」として物語のなかに「居た」だけあっていきなり真ん中にドン!とおいても違和感がないし、なんといっても顔が綺麗。
もう一度言おう。イケメンの追加は大歓迎です!!!(顔の模様描くの大変そうだけど・・・)。


とか思ってたら13話の予告にめちゃめちゃカッコいい企み笑顔のヤンマ総長がいたんですけどーーーーーーーーーーーー!!。

ジェラミ―が王鎧武装キメた瞬間「俺はあんなの作ってねーぞ・・・」とまさに『ギリギリ』と擬音が見えるような顔と声音で言ったヤンマ総長にとって「技術力」は誇りであり武器なのに、ヤンマ総長にパソコンを教えてくれた「ギンちゃん」に教えたのはジェラミ―などと言われて平静でいられるわけがなく、ジェラミ―VSヤンマ総長という枝もできるならば超歓迎です!!!。