『王様戦隊キングオージャー』最終話「俺様たちが世界を支配する」

全員が王様という特殊な設定、宇蟲王という戦隊史上屈指の強敵との闘いを、(TV編としては)綺麗にキッチリ終わらせたなーと、感心&感動で胸がいっぱいです。
最終回の目玉である素面名乗りで各国の王の背後にそれぞれの国民が控えて「俺たちが王様戦隊だ」とぶち上げてタイトルが出るの、この流れでありこの画は戦隊史に残るだろう。
まさに1年かけて紡いできた物語のクライマックスとして、ものすごいカタルシスだった。

ジェラミーのアシストからのカメジムを滅多斬りするラクレス様と滅多刺しするデズナラク様を拝めたので、わたしは感無量です。なんならダグデドよりボコられてて最高オブ最高。
そこにデズナラク様とタランチュラアビスの再びのお別れをぶち込むとかほんとやめて泣いちゃうから。

そしてどんな結末になるにせよ、すずめだけは最期の瞬間までラクレス様の隣にいてほしいとずっとずっとすーーーーーーっと願い続けていたので、すずめと笑いあうラクレス様などという最上級のラストカットに涙ダバダバでしたわ。
1部のころはまさか「そこ!イチャイチャするなー!」で終わるだなんて思わなかったよ。
ダグデドを倒し戻ってきた王様を国民たちと共に迎える時に、ギラを力強くだきしめ、ギラをコガネとブーンに譲ったあと、目頭をぎゅっと押さえるラクレス様の肩に手を置きドゥーガが優しく労わってくれたのもグッときた。

1年間楽しませてくれてありがとうキングオージャー!
だいすきな作品がまたひとつできました!。