『スタンドUPスタート』第3話

同級生だという御手洗に社内起業を勧める感じから、大陽はやっぱり「投資する人間」を選んでるというより狙ってるんだなコレ。今回で言うと御手洗に起業=銀行からの融資を持ち掛けたのは羽賀さんを“釣る”ためだろう。
そしてどんな目的でそんなことをしているのかと言えば「三星」に何かを仕掛けるためだろうことは明白で、今は純粋に自分のことを認めて投資してくれたと思ってる虎魂や林田が、いうならば「利用するため」のことだったと知って一波乱あるのかなーと予想してたら次回虎魂が荒ぶるのか。
三星のほうでも山谷コンビがかつての大陽と同じ経緯で「責任を取らされる」ことになるようだし、いい意味で予定調和なドラマだと思ってたけどむしろ予想通りにいかない感じ?。

依存症問題は羽賀さんのように家族を始めとする周囲の人間のほうにも問題というか事情があったりすることが多いだろうから、アプローチの仕方が難しいとは思うんだけど、依存先であるパチンコ業界の人間を第三者として関わらせることで1話完結の物語として上手くまとめたなと思うし、国生さゆりの演技は1話で終わりにするにはもったいないほど良かった。

しかし竜星涼を「小さく」見せちゃうほどの内藤秀一郎のデカさはやっぱり役を選ぶよなぁ・・・。