『PICU 小児集中治療室』最終話

ラス前で大きな地震が発生し、圭吾くんの手術が延期という神様はいないのか!?展開で突入した最終回。もっと修羅場りまくると思ってたんでそういう意味ではしこちゃん先生の理想論演説含めこれまでと同じようにやれることを精いっぱいやるだけという淡々とした最終回でしたが、初回に続いて最終回でも救えなかった命を描きつつ、圭吾くんの手術が無事に終わって元気な姿で終わったことでオールオッケーです。渡辺先生の華麗なるデレもキマったしな!w。

もうね、麻酔から覚めて手術が延期になったことを知らされた圭吾くんに「神さまはどうやっても俺に生きてほしくないんだ。死んでほしいんだよ俺に」などと言わせたときにはマジでなんでこんな展開なんだよと、子供になんてこを言わせるんだよと怒りを覚えましたが、しこちゃん先生と教会で並んでお話する圭吾くんお洋服とあいまって可愛いカッコよかったわー!。

結局植野先生と渡辺先生の関係が悪かった理由は自分のところの病院にPICU作ろうとしてるのに“よそから北海道に乗り込んできて”PICUを立ち上げたからってことだったみたいだけど(プラス綿貫先生を入れたこともあるか)、それだけの理由なのだとしたら渡辺先生的にも和解のタイミングを見計らっていたのではないかと思うわけで、なんでこんな展開にすんだよと萎えた大地震(に加えて病床を埋めるためにひなちゃんを出戻らせたことも)ですが繰り返すけど結果オーライということで。
てかそういう意味では「うちもPICUやるんで」と言いにきたやつ、これ部屋の外でタイミング伺ってたよね、ぜったいw。白衣羽織りながら部下を率いて廊下を進む渡辺先生クソかっこよくて笑ったわw。

そして今成先生とのサシ呑みでジョッキ吞みほした植野先生の笑顔は完全にビールのCMでしたww。

一番よかったのは悠太。遺言を残そうとした少女に「生きていればいいことがある。楽しいことがあるから生きろ」と、かつて自ら命を捨てかけた悠太の言葉には力があった。名前間違えてたんだけどw。
そんでまあな、そりゃ職場恋愛してたらさぞかし毎日楽しかろうと思ったら、東上先生がそのネタ拾っててニヤニヤしたよねw。

幼馴染が画面越しに繋がりながら無言で簡単な食事を力の源として摂取するシーンもよかった。圭吾くんが経口摂取できたことがその象徴だけど、やっぱり「食べること」は「生きること」なんだよね。


渡辺先生(札幌共立大)とバリバリ連携する様子も見たいし、朝顔に続きPICUも続編は必ずあると信じてます。
そのときには諸々の状況がよくなってて実際に飛ぶドクタージェットを見られるといいな。