『PICU 小児集中治療室』第6話

来るときもそうだったわけだから地元に戻るときもそうであってもおかしくはないんだけどさ、丘珠から網走まで片道4時間だか5時間だかって言ってた記憶があるけど、それだけの距離を健康体だって移動するのはキツイのに救急車で搬送って、北海道のデカさと医療環境の悪さを改めて思い知らされるし、地元の病院に転院できる状態になるまでその距離を何往復したのかわかりませんが、例えば事故を起こしてしまうとか、父親がぶっ壊れる前に戻ることができてよかったなと思わずにはいられない。

それだけに、なんでそこまで頑なになってんだかしらんけど、武四郎の母親が体調のことを息子に隠そうとするのが不可解というか、なんなら腹立たしい。
そこにどんな理由があるにせよ、バスガイドやってくれない?という息子の頼みを引き受けたのに具合が悪くなって妊婦の同僚に代わってもらってるわけじゃん?。桃子はもちろんそんなふうには思わないとしても、他人に迷惑かけてるし、なにより桃子は妊婦だぜ?もし男の子の体調が急変したとして、あれだけ医療スタッフが同乗してるんだから大丈夫だとしてもバスを運行してる者として対処しなければいけないことだってあるだろうに、そのせいで妊婦になにかあったらどうするのかと。

それに、生きることに前向きになってもらうべく企画したバスツアーの料金ってしこちゃん先生持ちだと思うんだけど(発案するだけしておいて費用は親に負担させるってのも酷い話だと思うんで)、奨学金の返済を理由にブラック病院で勤務し結果自殺未遂となってしまった悠太のことを考えると素直に「いい話だなー」とは思えないかな。
とか思ってたらちゃっかり悠太もバスツアーに参加してましたわw。

そしてなんだかんだいいつつバスの外に友達が集まってて声を掛けてくれるのは泣いちゃう。「大好き!」「大好き!」のあたりではティッシュティッシュ!!となったし。
でも男の子が窓を開けて大声で叫ぶもんだからこれはフラグでこのあと病院に戻って急変して死んでしまうのではないかと不安にはなったんですけどね・・・(初回のトラウマ)。

悠太が網走の病院を辞められて、看護師から助けてあげられなくて申し訳ないと言ってもらえたってのには救われる思い。
今の悠太にとってその言葉は罪悪感のようなものを伴うのかもしれないけど、悠太が責められるようなことにならなくてよかった。

そして武四郎がちゃんと母親の状態に気づいてたことにもホッとした。顔だけの男じゃないなとw。

で、綿貫先生デレすぎじゃないです?w。