『アトムの童』

初回でもう先の展開が予想できちゃうけど(それが良いか悪いかはまだわからんけど)、当初のキャスティングであったならどう展開しようとも結局のところは土下座待ちというネタドラマになってしまうであろうところがオダギリジョーになったことで「日曜劇場臭」がやや薄まっているのはありがたい。
まあオダギリジョーをもってしても「やや」にしかならないかーとは思うけど、それと同時に支店長が皆川猿時だとEDクレジットを見るまで気づかなかったので日曜劇場マジックすげーな!とも思う。

覆面ゲームクリエイターの「ジョン・ドゥ」は2人組で、山崎賢人演じる那由他はアトム玩具で岸井ゆきの演じる「姫」こと海たちとともに、松下洸平演じる菅生隼人はオダギリジョー演じる興津の会社でゲーム制作することになるみたいだけど、洸平くんの持ち味的には間違いなく対オダギリジョーのほうが馴染むと思うんで、その点でも棚ボタ的なラッキー感。

共にゲーム作りをしてた隼人と那由他が現在は疎遠というか避けあってる状態なのは同じく仲間の柳俊太郎くん演じる公哉の「死」に理由があるのでしょうが、初回を見る限りでは作ったゲームが公哉経由で興津に奪われてしまい、それが理由で亡くなったってなことのように見えるんで、隼人は興津に取り込まれたかのように思わせて、実は中から興津を刺すつもりだろうから(そうだと決めつけてるw)松下洸平オダギリジョーの絡みはものすごく楽しみ。内容がどうであれそのために見続ける。

そして馬場徹さんが居てホッとしました。
日曜劇場臭が薄まるのは嬉しいと思うこととは矛盾してるんだけど、日曜劇場にばーちょんがいないと寂しいもんで。