『アトムの童』最終話

最後までちゃんと見てたつもりなんだけど、結局これなんの話だったんだ・・・・・・?という煙に巻かれたようなきもちではありますが(ゲームのデモ映像酷すぎだろと思ってたら、勝敗の鍵を握るのが「目がほとんど見えない」山崎努だという皮肉な展開にはちょっとニヤっとなったけど)(ていうか馬場徹さんどこ行っちゃったのよ・・・逃げた小山田をとっ捕まえるのは海が心配で株主総会会場付近をうろうろしてた馬場さんでいいじゃんよ・・・)、「ぷよぷよ、燃えたな」などというオダギリジョーを拝むことができたのでまんぞくです。

通常ならばこの役にオダギリジョーが配役されることはないであろうという意味でも、最初からオダギリジョーが演じることが決まっているならばこれほどまでにぼんやりとしたキャラクターにはならなかっただろうという意味でも、貴重なオダギリジョーを見られたこと、これだけで3か月間つきあった意味があったってなもんですわ。

それでいうと、山崎賢人の「主役オーラ」を改めて見せられた3か月間でもあった。
那由他というキャラ自体はほとんど魅力を感じなかったものの、尺稼ぎなのかなんなのか(最終回でこれほど長くダイジェストが流れることもそうはないよね)SAGASで私物をまとめながらという謎のシチュエーションのなか始まった「俺と隼人と興津社長のメモリアル映像」の「華」がまあすごいなと、ダイジェストだから当然「いい場面」の抽出であるわけで、華!華!!華!!!だもん。

その点間違っても「真ん中」を目指すようなことはしてくれるなよと松下洸平に言いたいのだが、シアトルパートのふわふわ前髪でラフな格好の隼人はめちゃめちゃ好みでした。
洸平くんにいろんな眼鏡を掛けさせてくれたことはとても感謝してます。