元となるドラマがあるそうですが、アメリカ版も韓国版も見てないし、自閉症の小児科医が主人公らしいということぐらいしか知らずに初回を見ました。
主人公がいかに天才であるかを劇中人物と視聴者に見せつけるためにオペを強行して成功させるのかと思いきや、そこではなく『人の心がわからない』と思われていたところをその観察眼と頭脳でもって誰も思い至らなかった患者の少年の『本心』を理解し、そしてそれが患者の母親の『偏見』をなくした。大門とか渡海とか、患者本人に向かって「このままじゃ死ぬよ」と言い切る医者は(ドラマの世界では)珍しくないわけで、(ドラマの世界の)医者としてそこにさしたる特異性はないだろう。だから医療ドラマというよりも、小児医療の現場を舞台として自閉症スペクトラム障害のひとと共に働く、社会的に接することについて描くドラマになるのかな。主人公に対するフジッキーの過剰な暴力にもちゃんと理由がありそうだし。
戸次重幸と浜野健太がどんなもんだか確認して、二人がしょーもない役だったら潔くリタイアでもいいかなーと思っていたわけですが、期待値が低かったせいか思いのほか見応えのある初回で嬉しい驚き。ハマケンがいきなりいい働きを見せてくれて(主人公にGJ!言うてたけど、視聴者的にはお前がGJ!よなw)、グーに対してパーだされてズコりつつ主人公にグータッチ教えるところとか微笑ましすぎてニヤニヤしちゃったわ。戸次は安定のダメ野郎でこれまたニヤニヤw。
ていうか戸次とハマケンが出ることはチェックしてるのに浅香航大くんと池岡亮介が出ることを全く知らなかった自分に驚いたんだけど(浅香はわかったけど池岡くんは見てるだけじゃわかんなくってEDクレで確認しました。池岡くんどこにいた?)。わたししっかり!。