全ていい感じに収まっちゃったよ!。
子供の脳死というデリケートで激重な話は夏美先生を絡めることでまとめつつ、湊がいよちゃんの話との橋渡しとして充分な働きを見せ、理事長の女気があって、そんでもっての小児外科が総力戦でもっていよちゃんを救った。
あの状況下で両親揃って子供から目を離したこともそうだし、臓器提供患者と提供される患者の主治医が同じってのはドラマだとしてもさすがにありえないだろうと言わざるを得ず、臓器移植方面はさすがにちょっと・・・ざっくりしすぎのトントン拍子感は否めなかったし(鼻水垂らしてた高橋洋さんを思いだす・・・)、ドラマ全体の縦軸のはずの院長の身体と小児外科の存続含め病院の経営はまだどうなるかわからないという曖昧さも残るけど、それでもわたしが望んだ通りみんなが希望の持てる最終回でホッとしたわ。
湊と高山先生がグッジョブする・・・かと思わせてしないのもよかったし、記者会見でマイク奪う間宮科長(とその隣で苦笑いする高山先生と理事長)もよかったし、副院長の落としどころも納得で、いよちゃんのこの病院はわたしの家みたいなものからの小児科医になってわたしも誰かを助けたいってので小児外科を舞台にしたドラマとして綺麗に着地してみせた。
いろいろツッコミどころはあったし、それをいうなら自閉症の主人公が医師として働くってところからして現実味がないドラマだったけど、その主人公・新堂湊を演じた山崎賢人が最高に可愛かったこと、すべてはこれに尽きる。トドメのキスとこの作品でわたしのなかでの山崎賢人の評価かなり上がりましたから。