みんなそれぞれ走ることに前向きになっていくなかでカケルひとりが逆走モードに入ってしまい、王子に対して“それは言い過ぎだろうお前”ってなことを言うカケルはかつて自分が怒りを抑えられなかった監督と同じことをしようとしていることに気づくのだろうかと、気づいたときにカケルはどうなってしまうのだろうかとハラハラしていたのですが、結局誰も公認記録は出せず王子の状況も変わらない現状維持だというのにハイジさんのさすがの策略でもって丸く収まるどころか「応援される喜び」まで知らしめるとかまじスゲーなハイジさん!
と思った瞬間ハイジさんが・・・チャーハンが・・・・・・。
そりゃそうだよね・・・みんなただでさえハードスケジュールだってヒーヒー言ってんのに、ハイジさんはそのハードスケジュールを立てて管理して、練習と学業の合間にしっかり栄養価を計算した食事を朝晩二食作って、さらにあんな弁当作ってりゃそりゃ誰だって倒れますよね・・・。
って、ニコチャン先輩のキャラ弁は心底どうかと思ったけど(花畑でひげ面の大男を追いかけるエプロン姿の男の図ヤメロww)、ニラの卵焼き!あんなんどうやって作るんだっての!!w。
それはさておき、カケルにキツイこと言われて傷つく王子に「王子と一緒に走るのは楽しい」と言うハイジさんの回想、これめちゃめちゃよかった。それを言葉にしない(王子に語らない)のがたまらなくいい。それでもそういう時間を過ごしたハイジさんの言葉なら王子に届くと思えるし、王子にとってそれが支えになるであろうこともわかる。
仲間に応援されてうれしくなっちゃうのとかハイジさんの腕ぐるぐるに笑っちゃうのとか、文字にすると(文章で説明すると)陳腐になっちゃうところが画だとむしろ心が動く瞬間になる。これこそアニメ化(映像化)の醍醐味だよな!。