奥さんのオトコがやってきた!ってんで派閥争いそっちのけで塩軍団大騒ぎ!になるだろうとワクワクしたというのにわたしの知らん間にその件については福子が説明済みで真一さんを見てももはや誰もそのことを思い出さない(あの時のオトコだとすら気づかない)だなんて・・・・・・。このネタ面白くなりそうだったのにもったいない・・・・・・。
ていうか、わたし編み物しながら見てたんでもしかしたら何か見落とし・聞き逃してるかもしれないのだけれど、ダネイホンがようやっと商品として世に出せるだけの味になった(と萬平さんは思ってる)のは『真一さんが手土産にもってきてくれたスモモをすりつぶして混ぜたから』ではないの?。「たまたま」「スモモが」「ただで手に入った」から実験に使えたけど、商品化するためのスモモはこの先どうやって入手するつもりなの?ワカメと同じく塩軍団に採集させるつもりなの?スモモが生ってない時期はどうするの?。
とか思ってたんだけど、ほんのわずかな時間社員たちの働く様子を見ただけで「不満を抱えてる」ことに気づいた真一さんが福子にそれを伝え(さらに萬平くんは社長に向いていない。あれは発明しかできない男だ(から福ちゃんが社長になるべきだ)とズバッと判断)、福子が今度は折れずに「萬平さんが言わなきゃだめだ」と叱咤し、それにより今度こそ状況を理解した萬平さんは従業員たち一人ひとりの名前を呼んで謝りこれからはダネイホン作りを「全員で行う」と宣言したことで塩作りチームは喜び、塩軍団は再びひとつになったのでした・・・ってんでスモモのこととかどうでもよくなりました(笑)。どうでもよくないけどどうでもいいや(笑)。
だって「みんなにダネイホン作りを手伝ってもらいたいんだ」と萬平さんに言われ「僕らにもやらせてもらえるんですか!?」ってさあ、やっぱりみんな社長と一緒に働きたいんじゃん!と、扱いが不満なのではなく(不満は不満だとしてもそれよりも)自分たちだって社長と一緒に新しい仕事をやりたいのにー!ってなことだったんじゃん!ってニヤニヤするしかないだろう。
福子は「みんなあなたを尊敬してるの」と言うけど、泥棒を許してもらった神部はともかく他のやつらはただ仕事を求めてやってきて、他に仕事がないからやってるだけで尊敬とかそういうんじゃないのではないか?と思っていたのだけれど、みんななんだかんだで社長のことが好きなんだね。好きだから愚痴を言いつつもついていく。そしてそれは「立花萬平」だからこそ、つまり萬平さんでなければならないという福子の言葉は決して嫁の贔屓目などではないのだな。
ところで赤津。赤津だけ社長から名前を呼ばれなかったしたぶんダネイホン作りを手伝わせてもらえもしないだろうに、不平を言わないどころか社長とダネイホン組と塩組が和解したってんで泣いて喜ぶとかなんていい奴なんだお前は!。
つーか突然始まった学級会に「どういうこと??」と戸惑う鈴さんに「いや、わかるでしょ」ってな赤津のツッコミ超クール!w。
今たちばな塩業で最も重要な存在は赤津だよね。赤津の存在が潤滑油になってるというか、赤津によってあちこちの風通しが良くなってるもん。