朱川 湊人『幸せのプチ―その町の名は琥珀』

都電が走るある町には白い野良犬の妖精がいるってな話で、一つひとつの章を読み終えるごとに町が少しずつ頭の中で構築されていくような朱川さんらしいノスタルジックな群像劇なんだけど、もうさー、『琥珀』って単語がおもしろときめくものでしかなくなっちゃったからさー、「その町の名は 琥珀」とかもうあの立木文彦ボイスでしか聞こえないじゃないですか!いやだー!私こんな体質になんてなりたくなかったー!!。