『軍師官兵衛』第21回「松寿丸の命」

善助の胸倉掴んでお前の言葉は聞き飽きたって喰ってかかる九郎右衛門様!!涙目の九郎右衛門様!!!
(善助と太兵衛は村重に顔バレしてるから消去法で九郎右衛門様という作劇上の都合があるにしても)普段は理性で動く人だけど、いざって時は本能で動いちゃう人なんだろうねぇ。素敵すぎる。
って、だからさぁ・・・涙目で善助たちのところから飛び出して殿の情報を探るために単身有岡城に士官した(あれ出来たってことなんだよね?)九郎右衛門様が見たいわけですよ。
善助に「そんなことできるか!」って言われたものの見事にもぐりこんでみせるその過程を、そして潜り込んでからの九郎右衛門様のアレコレを見たいわけです。
劣悪な環境の土牢に官兵衛が囚われ季節が巡り1年経ちましたって、ゴロゴロ悶え苦しんでる官兵衛もまぁちょっとは見せてもいいけどその間九郎右衛門様たち黒田家家臣が殿のために何をしどう動いていたのか?、見せるべきなのはそっちだろうが。
つーか何!?なんで官兵衛が土牢に閉じ込められてるらしいってな情報を変わった顔した善助嫁が仕入れてくんの!???(つーかここんちって子供生まれたばっかりなんじゃなかったっけ?なんで夫婦そろってこんなバレたら命取られるかもしれないほどの危険任務についてんの?)。それ聞いて家臣団のトップである善助は「落ち着け」と言うだけってなにそれ。どうせ次回あっという間に殿救出に成功するんだろうけど九郎右衛門様はともかくこのままじゃ善助と太兵衛なんのために有岡城下へもぐりこんだんだってな話だろう。
官兵衛の部下キャストが発表された瞬間から黒田家家臣たち最大の見せ場はこの囚われの殿救出作戦であろうと思ってたし、正直あんま面白くないなーと思いながらもここを楽しみに今まで見続けてきたんですが、それがこれってのはさすがに・・・気力が削がれたわ・・・・・・。