『少年隊 PLAYZONE 2007 Change2Chance』@青山劇場

PZの感想ではなく、博貴の感想です。ものすごく気持ちわるいのでそれでもいいと思う人だけどうぞ。内容に触れまくってます!



何から書いていいのかわかんないな。なんかまだ信じられないというか、この現実が処理できない。目の前に博貴がいて、今の、二十歳の博貴がいて、動いて、セリフ言って、踊って、歌って、そして笑ってる・・・そんな博貴を見ることができた。あーまだ全然実感わかないよ。
あたしの席はセンターブロックの後方だったのですが、周りは多分ほとんどが二人を見に来た人たちだったと思うんだけど、朝のWSや新聞で1話の冒頭のカフェシーンでウェイター役として登場することは伝えられていたので、カフェのセットが登場すると緊張と期待と不安となんかもういろんな感情がごちゃまぜになったような異様な空気だったんだけど、二人は思いのほかアッサリ登場。あまりにスーッと登場するので(ほんのちょっとキャーって声は上がったけど)博貴の姿を見たら泣いてしまうかも・・・と思ってたけどそんなこともなく。久々に見た博貴は、机や椅子を並べたあと、トレーを持って客(少年隊)の背後に控える姿でした。WSでは長めの黒髪っぽく見えたんだけど、濃い目の茶色でバックに軽いウェーブがかかってた。左手(だったと思う)を二の腕までまくりあげて、右手は長袖のままで袖のボタンを外し、シャツのボタンを3つぐらい外してベストを羽織ったウェイタースタイル。か、かっこえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!2年よ?2年表舞台に出てないのよ?なのにこんだけビズキープしてくれてるとは思わなかったよ。やっぱり痩せたな・・・という感じは否めないけど、前までのひょろひょろとした感じじゃなくて、シャープになったというか、これまでの可愛いピロキはもはやいなくて、大人になった・・・ということなんだろうなぁ。そう思うと18歳から20歳までの一番いい時期のピロキを見れなかったもったいなさみたいなものをつくづく感じる。今更だけど。
初めてのセリフは「いらっしゃいませ」だったと思う。その後
博貴「先輩、ぼくコーヒー淹れられるようになりました」
草野「ボクはコップに水が入れられるようになりました!」
とか、植草さんが俺は?と聞いて
「オーレ、オーレ、アイスオーレ!」
と三人でポーズ決めたりとか(こうやって文字にするとものっそい寒いんだけどw、実際は超キャワだったの!!!)笑わせるシーンあり。アイスオーレ!は計3回やってましたw。
朝のあいさつみたいな歌でピロキと草野がトレーを持って足を高く蹴りあげながら歩くような踊り(上手く説明できねー!)をしてたんだけど、ピロキの足長っ!!!これ超モエダンス(ダンスじゃないかもだけどw)なんでほんと必見。
ガッチガチに緊張してたみたいで笑顔はぎこちなかったけど、それでもピロキのアイドルスマイルは健在ですよ!セリフ言わないシーンでもテーブルや椅子を拭いたりカウンターの中で瓶を磨いたり草野の頭をナデナデしてあげたりと細かい小芝居がいちいち可愛くて、その都度ちゃんと表情も作れてた。
一部はカフェのシーンだけかと思ってたんで、衣装チェンジしての客席登場にはびっくらこいた。カフェでのバイトを終えた私服姿の設定で、赤いジャージにGパン姿でL列とM列の間のドアから入って6列と7列の間を通って舞台上へ。多分公園の設定だと思うんだけど、ブランコktkr!植草さんを挟んでブランコに三人で並んで座り、探偵役の植草さんが好きだった女を失った過去を持つとかいう話をしんみり聞いたあと、なぜかスタンドマイクが現れてw、歌うか!今日は特別にお前らにも歌わせてやる、とピロキと草野の前にもスタンドマイクが現れて、そんで歌って踊ったのおおおおおおおおおお!!!!!スタンドマイク厨としては超タマラン!!!!!。わたしもう泣かないなって思ってた。ピロキ見た瞬間に泣かなかったから、冷静に最後まで見届けられるなって思ってた。でも歌って踊るピロキみたらボロッボロ涙でた。相変わらず腰の位置が定まらないダンスで、相変わらずのあの声で、相変わらずキラッキラなピロキなんだもん。やっぱピロキの歌声だいすきだ。PZに出してもらえることになったとはいえ身分は研修生。新聞で三人で歌う場面もあるとは書いてあったけど、まさかこんなにキラッキラで可愛いアイドルソングだなんて!!!。このシーン自体さほど必要ではないというか、言ってしまえば不要ってぐらいのシーンなんだけど、あえてこうやって歌わせてくれたってことは(というかわざわざ作ったシーンっぽかった)二人の頑張りが認められたからだと思う。やっぱこの二人は歌わなくっちゃダメだって。キラキラピロキもそうだし、草野の歌もやっぱ雰囲気あるなぁって再確認したわ。歌ってるときが一番輝いてるんだよね。ニウスに戻ることはないのだろうし、新しいグループに入れるにも心情的に難しい面があるかもしれないけど、でも二人には歌わせるべきだと思う。
一部の最後でステージ上に全員がそろうシーンは再度ウェイター姿で登場。生徒役のMADの前に立つピロキを見て、やっぱレベルが全然違うわとつくづく思った。存在感とかオーラとかスター性とかどんな言葉を使ってもいいけど、とにかくもう全く違う。こんだけの素材だもん、そりゃ事務所だってなんとか復帰させたいと思うはずだよなぁ。
研修生だけにバック扱いかなと思ってたんで、予想と期待を遥かに上回る一部の出番の多さだけでももうどうしていいかわかんないぐらいなのに、二部にすごいものが用意されてました。

ピロキとともにあたしのもうひとつの目当てはQだったのですが、一部は全く出番がなくて、二部冒頭でまずガッキーとズニアの誰かわかんないけどちっちゃい子がピアノを連弾。続いてヒガシのソロダンスのバックでだいじろとガッキーが演奏。だいじろは黒いシャツに黒いパンツ、赤いネクタイ姿で椅子に腰掛けてアコースティックギターを弾いてて(弾いてなかったけどwww)テラカッコヨス!だったんだけど、照明が暗いから顔は頑張って見ようとしないと見えませんw。
で、その後パイプで出来たラックみたいなのの中でQが演奏する中、突然タッキーの舞台(One)でやったみたいなズニアの子の「俺は親が離婚して」とか「両親が忙しくてかまってもらえなかった」みたいな家庭不幸自慢大会みたいなのが始まってw、なぜか突然Qのホリヘブ(サビのみ)を歌いだして!てかこん時双眼鏡でだいじろガン見してたんで、ピロキがステージ上に出てきたことに気づくのが遅れたんだけど、くるくる回転するステージ上のだいじろおっかけながら、え?ホリヘブ?なんでホリヘブ?てかだいじろ歌ってなくね?声違わね???誰がうたってんだ?と思って確認したらピロキだったんだけど!!!!!にょら〜〜〜〜〜〜〜で気がついたよ・・・orz 。なんであそこで突然ホリヘブ歌ったんだか謎。全体的に謎というか意味がわからん演出が多々あったんだけどw、ホリヘブはものっそい気になる。ステージ回ってて顔すら見えないぐらいだからQ担サービスにしちゃ微妙だし。ちなみにヨディはあたしの位置からはほとんど見えませんでした。アクンも最後の曲で一番高い段にQ全員が並んだ時しか確認できなかった。値段の事を考えるとQ目当てで行くにはオススメできません。
その後ピロキは階段を中段あたりまで昇り、寝そべるような形で座ってズニアの告白を聞いてたんだけど、これまた突然錦織さんが「それは(その男はだったかも)、内博貴!」って叫んでピロキにスポットが当たって、ピロキが独白。覚えてる限りですが、
芸能人になることを両親は反対一つしなかった。むしろ頑張れって応援してくれた。事務所に入ってデビューして、すべてが順調に思えていた時にあの事件が起きた(ここちょっと気になった。起きたじゃなくて、お前が起こしたんだろうって)。家に戻った自分に家族は毎日笑いかけてくれて、それに救われていた。ある日の夜遅くに両親が「自分たちの育て方が間違ってたんだろうか」と話ていたのを聞いてしまった。芸能人にならなかったらみんなに知られることもなかったし、親に迷惑をかけることもなかったのに。寺に入って修行しようと思ったこともあった(ここピロキらしくて泣きながら笑いそうになったw)。復帰が決まったときは家族みんなすごく喜んでくれた。特にママンが。ママンに毎日顔見てた自分がいなくなったら寂しいくせにと冗談で言ったら愛の鉄拳ビンタが飛んできた(ここで錦織さんがピロキをビンタ!)。そんなこと言うな、2度と戻ってくるな。今度戻ってきたらその時は本当に寺にいかなきゃならないよと言われた。少年隊には生まれかわるチャンスを貰った。支えてくれた先輩達、滝沢くん、錦戸亮、ごめんな、エイト、ニウスのみんなごめんなさい。もう一度いちからやり直すチャンスをください。
そんな感じ。涙ポロポロこぼしながら、でも言葉に詰まることなく、精一杯の気持ちを込めて言えてました。亮ちゃんの名前が出た瞬間のオタの嗚咽はすごかったw。もれなくわたしもハンカチ口につっこんでヒーヒー言うてましたけど・・・。セリフの一貫という形だったけど、博貴の精一杯のごめんなさいとありがとうとこれからがんばりますだった。博貴の口から決意が聞けて、本当に嬉しかったし、2年間待ち続けてよかったなと思えた(わたし純粋な意味では待ち続けてなかったけど!超浮気しまくったけど!!)。しかもこのシーンの時白くて大きめのシャツをふわっと着る衣装でして、泣き顔の美しさと相まってなんかもうこの世のものとは思えないような“美”だった。泣きながら見惚れて呆けたもんw。
草野は博貴の懺悔の後で1曲熱唱してました(途中から博貴も加わったけど)。草野は言葉にするよりも歌に思いを込めたほうがいいという判断だったのかな。それとも、博貴のごめんなさいは初回だけで、この先は二人で歌う演出になるのかな。もしあれ毎回やるんだとしたらちょっとモニョル。あんた見たからそんなこと言えるのよあたしだって博貴の言葉聞きたいわよキーッ!って思う人もいるだろうけど、内容が重過ぎるし、いくら感情込めても毎回喋ってるうちにきっとセリフになっちゃうと思うし、セリフだとしたら毎回あんなこと喋らせるなんて可哀想だし、何より少年隊のファンの人には関係ない話っちゃ話なんだよな。あの舞台は少年隊と少年隊のファンのものであって、二人の謝罪舞台ではないんだもん。そこらへん考えてくれるといいんだけどな・・・。
深々と頭下げた後は少年隊のバックで何曲か踊ってました。ヒガシの仮面のバックで踊るピロキなんてなかなか見れるもんじゃないわよ。それからメドレーの最後になるのかなー、ステージ中央に張られた幕が下りる(ひっぱられる)とステージ後方にでっかい飛行機があるという超絶意味不明wさすがジャニwwwwwという演出があるのですが、その曲でステージ上に全員集合して幕が下りるので、終わりなのかな?と思ったら、L列とM列の間の通路を下手側から草野、上手側からピロキを先頭にズニアがワラワラでてきて、すれ違い様にピロキと草野がハイタッチして入れ違い、18番と19番の間ぐらいにピロキ、30番と31番の間に草野が立って歌うってのもありました!この時の衣装が赤い上着はともかくズボンがゆったりめの赤サテンにストライプ状に黒いレースが縦に縫い付けてあるというなんともすごいものなのでw、そんなピロキも必見ですwww。
なんの時だか忘れちゃったんだけど、最後のほうにようやくホッとしたんだか、博貴がニヤって笑う瞬間を双眼鏡越しに捉えたんだけど、すごく素っぽい笑顔で、その瞬間が一番涙出た。わたしやっぱりピロキがいちばんすきなんだ。
何度も書いてますがほんとまだ実感が湧かなくて、今でも昨日のことは夢だったんじゃないかと思うぐらいなんだけど、とりあえず何も手につきませんw。ポーっとピロキのことばっか考えてる。
ほんとカッコよかったなぁ。最初にも書いたけど、2年ブランクあってあのビジュアルはすげーよ。甘さがなくなってほんと精悍って感じだったんだけど、あれで口開いたら昔のピロキ(例:もういややーとかw)だったら最強だべ!
最後まで無事に、つつがなくPZを務められますように。
おかえり博貴。戻ってきてくれてありがとう。