えーっと、整理すると
現在の少し前「2025年の4月」に(現在働いている店とは別の)クリーニング店で勤務中の四季の前に「文人」が現れたと。
文人曰く「自分は四季の未来の夫で、出会うのは今から1年後の2026年の4月」で「ナノレセプタ」を飲めと言う。
それを飲むと店の電力を使ってデータを受信できると。データは2025年から2035年までの10年間の四季の記憶で、インストールされた記憶は脳の奥深くに保存されると。
なぜインストールの必要があるのかといえばそれは「四季を救うため」だと。
そう言われて四季は「ナノレセプタ」を飲んだが、その時停電が発生していて、停電はインストールした記憶が最適化される前であっため、脳の奥深くに保存されるはずの記憶が表に出てきてしまい現在の記憶と混在し四季は混乱することになったと。
夫を探し、まだ出会ってもいないのに死んだと言っては嘆きいないと言っては泣く四季を見かねて予定より1年早くたこやき屋の2階のこの家に住まわせることにして、円寂を側に置いた。
まさか代わりの夫まで必要になるとは思ってなかったが「節度があり、安全で勤勉、評価を気にして社畜傾向が強い男」を用意した。
「その名は文太」。
ってな感じ?。
そんで再度ナノレセプタを飲めば再インストールが始まり今度こそ記憶の最適化がなされると。その結果この半年の記憶は消去されるが記憶なんてもともとそんなものだから問題ないと、半年が消えても「すべて元通り」になるという兆しに対し、間髪入れずに「わかった」と応えた四季はナノレセプタが入った瓶を吹き飛ばし
「ぶんちゃんは文太。私のぶんちゃんは文太。あなたじゃない」と言ったと。
いやマジでなんで記憶のインストールが必要なんだろな?。2035年までの10年間の記憶を2025年の文人と出会う前の四季に「インストール」することが、なんで「未来の四季を救う」ことになるのだろう。
その「記憶」の中には夫となった「文人が死ぬ」時のこともあるわけでしょ?。てことは2035年までに文人は死ぬってことだよな?。
でも今四季や文太たちが「見ている」ボスは「2055年」から送信されてる立体映像だと。え?どゆこと??。
四季は「ぶんちゃん」が死ぬ夢だと思ってるけど、実は文人は死なず四季のほうが死んでて・・・あー記憶をインストールしてるってことは脳死かな、そんな状態で、生き残った文人がインストールした記憶データを使って四季を救おうとしてるとか??。
一方の市松サイドも整理すると
前回ラストで市松を瀕死状態にした桜介の能力は「酸化」であり、文太のアシストにより市松は死なずに済んだと。
市松が「アイ」と呼ぶのは「未来の市松」で、自分だから「I(アイ)」。
デジタル空間のワームホールを使い2055年から2025年にのみコンタクトが可能だと説明する「アイ」は「俺が発明したある薬のレシピが盗まれ2025年に送信された。それは『歴史の改ざん』にあたり、それを行ったのは俺だと思われていて、歴史の改ざんは大罪でありこのままだと俺は死刑になる」と言う。
だからレシピを盗み過去へ送信した真犯人を突き止め、1000万人が死ぬのを止めてくれ、というのが「アイ」が市松にコンタクトを取った理由であると。
でも現在「アイ」との通信は途絶えていて、2つある可能性のうちの1つは未来が変わって「アイ」が市松にコンタクトを取る必要がなくなること。
そしてもう1つは歴史が改ざんされたことにより市松が死んだ場合。市松が死ねば「アイ」も消えるから自分はきっと死ぬのだと嘆く市松だが、「アイ」との通信が復活する。
「アイ」は毎日市松に連絡していたつもりだが、調べてみるとログがなく確かに通信が途絶えいたようで「ゆらぎ」が生じたからかもしれないと言う。
そして再び通信が途絶えた。
開始当初ののんびりとした雰囲気からずいぶんとかけ離れたところにきちゃったねえ。
一気にシリアスになっちゃって、どうすんのこれ。
ていうかこの説明でなんでそんなあやしげな液体を飲むのよ四季は・・・。
兆の話と市松の話、現時点でどちらのほうが信じられるかと言えば市松のほうだし、なんなら市松こそが「主役」じゃないかとすら思えてきたんだけど、「いてもいなくても変わらない、この世界に影響を及ぼさない「Decision Tree」の外にいて、全員今年中に死ぬはずだった」と言われてしまった文太たちが、「未来を救った」つもりでいた千丸が自分たちが「救った」結果死んでいたことを知ってしまった円寂たちがこの物語のなかでこれからどんな立ち回りを見せるのかはめちゃめちゃ気になる。
ひとりだけ能力が進化?変化?してる桜介が不穏なんだけど、それはそれとしてもう佐助を痛い目に遭わせるな。桜介を守る佐助はヒーローだったけど二度と佐助を傷つけることはまかりならん。