『アンチヒーロー』第7話

表向きは清廉潔癖の判事オブ判事と思われている瀬古を、男の世界で泥水をすすりここまで成り上がった女をどうやって潰すのかと、早く7話を見たい!!!!!という一心で1週間をすごしましたが、いざ7話を見てまず言いたいのは犬かわいすぎ。

視聴率稼ぎのつもりなのか(それならいいぞもっとやれ)前回あたりから事務所にいるときは明墨がずっとミルさんを触るようになってて、身内だけでの打ち合わせならともかく依頼人が同席してる打ち合わせの場にまでミルさんがいるのはさすがにどうなんよとニヤニヤしながら思っていたわけなんですが、今回もテーブルにあご乗せて会議に参加してるわブラッシングされてるわ、犬のぬいぐるみまくらに頭乗せて寝てるわ!!おやつ食ってるわ!!!とミルさんが気になって話に集中できねーんですけど!!!。
なにあのおやつ!?ぶっと!!ぶーーっっと!!大型犬ってあんなぶっといガム食うんですね・・・・・・おもちゃ齧ってんのかと思ったらゲシゲシ食ってて三度見したわ・・・・・・。

と、初見はミルさんが出るたびにかわゆ!!と引っかかってしまい内容が入ってこなかったんですが、瀬古判事だけでもどうすんだ?と思ってたのにまさか松永さんの件まで一気に片付いちゃったのには驚いた。

これ、志水さんの再審を実現させるために明墨の狙いは「死刑判決を出した瀬古判事」で、そのための材料を求めて赤峰が弁護人を務めていた松永さんの事件を傍聴してたってことなんだよね?。富田議員(の息子)が関係してるから。
だから明墨にとって倉田功の娘である紫ノ宮と違って赤峰は計画において必要不可欠な人材、というわけではないと思うんだけど、その赤峰がドヤ顔で緋山に「証拠品」を突き付けたのは誤算・・・ということになるのだろうか。

でも同時に紫ノ宮が糸井一家殺害事件のファイルのなかにあった手紙に気づいてて、ここまで用意周到な計略を立てる明墨が机の上にファイルを置きっぱなしにするなどといううっかりミスをするはずがないわけで、だからこのタイミングで紫ノ宮が手紙を見つけ、赤峰が緋山に接触することもやっぱり明墨の思惑通りってことだろう。
とはいえ赤峰が手にする血痕のついた緋山の名前が入った作業着まで仕込む明墨にはちょっと引くけど。

緋山はまだどっちかわからんなと思ってたけど、志水さんに対する明墨のあの説得、いやもはや懇願を見せられたら、「無実の死刑囚を助ける」ために「殺人犯を無実にする」わけないだろと言うしかないよな。
血痕のついた緋山の作業着が仕込みではなくホンモノならば作業着に返り血浴びるようなことを緋山はやった、ということになるわけで、とすればやっぱり「殺してた」ってことになるかもだけど、だとしたら「無実」にするための理由があるはずだし、ここまでの明墨のやり方を見て緋山(が起こしたとされた事件)が12年前の事件と無関係であるはずがないわけで、次はそれが明らかになるのだろう。

とその前に、明墨は紗耶になにを語ろうとしているのか。
事件のことだと思わせてミルさんのことであってもいいのよ?(もう頭パンパンなんでズコーッ!となりたい気持ちが少々w)。