『アンチヒーロー』第6話

回を重ねるごとにどんどんと「明らかになる」ことが増えて、いよいよもってめちゃめちゃ面白くなってきたなあ!。

わたし「連続ドラマ」って毎週見るからこそ面白いと思ってて、まあ作品によるところはあるけど「次回までの1週間」込みで連続ドラマだと考えるんですよね。
1週間の間にあれはどういうことなんだろうと考えたり、この先の展開を予想したり、続きはどうなるんだろうとワクワクしたり、そういう「早く次回が見たい」と思う時間こそが連続ドラマを見る醍醐味だと思っているわけなんですが(だから配信で一気見といった視聴は好まない。それだと物語の筋を追うことでいっぱいになっちゃって想像や予想をしてる暇がないから)、今回ばかりは「今すぐ続きが見たい!!」と思わずにはいられない。

視聴者とともに「明墨先生の狙い・目的」がわかってきたことで、それぞれ使命感に燃えクロよりのグレーな手法で証拠を得る紫ノ宮と赤峰はどんどん明墨に毒されてきてんなーと思う一方、わざと証拠の存在を仄めかせ政治家と繋がっていることを確定させる(それが目的であった)明墨は二人よりも一枚も二枚も上手だと、ここいらへんの事務所内駆け引きが格段に面白くなったし、そんな明墨法律事務所が狙う神野三鈴さん演じる瀬古判事はこの人も明墨の描く絵図のなかに属してる人だとは思ってたけど、自分のためのデトックスといいつつボランティア活動をする様子、明墨との会話を見聞きしてこの人は善の人なのか?と、明墨とともに「志水の娘」を見守り支える側の人間なのか?と思わされたし、弁護側が提出した新証拠を却下する理由も至極まっとうというかまさに「中立」なんだなと思わされたもんで、伊達原と飲みながらのクッッッッソ悪い顔で「どれだけ泥水すすってきたと思ってんのよ」にハアアアアアア!?となりつつこの人の「裏の貌」を明墨がどこに手をつっこみどうやって暴露するのかを今すぐ見たくてたまらない。

でも1週間待たなければならないので、それまで『依頼人を事務所に呼んで話を聞いているのに犬といちゃつく明墨』を堪能しますね。
いつもは窓の外をウロチョロしてるのに今回は業務中だというのに室内に入れてもらえてるどころか思いっきり犬と遊んでるのになんで誰も気にしてないのw。
最初手の中におやつ持って、それで釣って遊んでて、おやつもっとくれ!とアピールするミルに人差し指立てて「シーッ」ってやってて、いや仕事中だろおまえが「シーッ」だろうがとニヤニヤニヤニヤしながら日曜日を待ちます!。