『どうする家康』第26話「ぶらり富士遊覧」

ああそうか。今回のぶらり富士遊覧のお返しとして信長が家康をもてなす話が麒麟がくるの43話で長谷川博己がこれぞ長谷川博己!!なものすごい形相をキメた「饗応役」になるのか。
そして暴走に次ぐ暴走の末もはや誰にもどうすることもできない(ゆえに孤立している)信長を止めるのは自分の役目だとして「俺とお前の本能寺」に突入した麒麟がくるに対し、こちらは『信長を殺す』という家康の企みによる本能寺、ということになるのだろうか。

このドラマの明智光秀は本能寺をやらかしそうな気配は皆無なので何者かに“嵌められて”織田信長を殺した罪を着せられるんじゃないかと予想するけど、今のところはそれをするのが徳川ってな流れだけどでもそんなことができるとは到底思えん。
だって今回のえびすくい、殿がどんな思いで信長をこうまでしてもてなしているのか、殿が踊るえびすくいを見て殿の「本心」を悟ったから家臣たちもえびすくいに加わったんだと思ってたのに、悟るどころか忠次と数正までその後揃って「このままだともう殿についていけねえ」とか言いに来てて、ダメだこいつら・・・ってなったもん。
なのでどうせ信長を殺すべく徳川がアレコレごちゃごちゃ計画立案してたら全く知らんところで本能寺が始まっちゃった!チクショー先を越されたぜ!ってなところだろ。


ゴードン勝頼は最後まで儚かった。散り際が画になる男だねえ。