『どうする家康』第13話「家康、都へゆく」

いやまあこのタイミングで武田と戦になることはないってことは史実としてわかってはいますが、氏真の逃亡に手を貸した徳川にあれほど激怒してた信玄を「(左衛門尉)謝っといて」で済ませて(謝る描写はもちろんナシ)次の瞬間徳川一行の都珍道中が始まってるって、相変わらずすごい作劇よな・・・・・・。
出たと思ったらものの5分程度で「信長裏切るから」って、死亡フラグ背負って登場したとはいえ浅井長政の扱い・・・・・・。
さすがに次回「何故浅井は義兄である信長を裏切ったのか」について説明があると思うけど、でも田鶴と連龍という前例があることだし「裏切ると決めた」ってだけで理由はスルーされるかもしれないとは覚悟しておく・・・・・・(でも家康よりもはるかに「デキる男」感ムンムンの浅井だもんで、「その浅井が」信長を裏切るってだけでもなんとなく伝わってくるものはあるな)。

ていうか、足利義昭を奉じて信長が入京するにあたりどれだけいろいろあったのか、まだ麒麟が来るの記憶が鮮明だもんで時間の流れについていけないってのが正直なところだけどでもべつについていく必要もないってことは理解してるのでだいじょうぶ。ってわたしこのドラマみながら毎回「だいじょうぶ」って言ってる(言い聞かせてる)気がする。

ていうか麒麟十兵衛ちゃんと義昭様とこのドラマの明智光秀足利義昭が違いすぎるんだけど、ここまで違うと比べてどうこう言う気がなくなるのでこれはこれでアリですわw。
もう一度言うけど1年かけて長谷川博己が演じた明智十兵衛光秀の記憶がまだしっかり「残っている」というのに、これほどまでにあからさまに性格の悪い、それこそステレオタイプ明智光秀を出してくるとかほんっとーーーーーーーーーーーーーーに歴史(上の人物)に興味ないんだろうなと思いつつ(光秀が「どんな理由」で本能寺で信長を討つ(討とうとする)のか、そこにどんな物語を用意するかが作家の腕の見せ所だと思ってるんだけど、このドラマはただ「光秀が裏切った」だけで終わりそう・・・)、


コンフェイトウはこれ絶対信長に全部喰われんだろwと思ってたら義昭、おまえかーーーーーい!!ww。


で、わざわざお市の侍女を「阿月(あずき)」と名前を表示して紹介したのはまさか「小豆の袋」に絡めてひとネタするための仕込みだったりします?。
わたしが求めてる史実の脚色はそういうことじゃないんだけどな・・・・・・。