『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』第4話

いやこれどこからつっこめばいいのかわからんぞ。
まずはこの状況下で腹を刺された加藤の命をどうやって救うのかについてはやっぱりソーイングセットで縫ったよねw。そこは期待通り。
でも高熱が下がらないってんで「もう一度開いて処置しよう」ってマジで?刺された腹を閉じるだけならやってやれないことはないとしても「処置」ってなにもないのにどうすんの?と思ったら「薬草」で処置しますってマジかーw。(朝ドラ→このドラマの流れで見たので)ドクダミ有能すぎww。

そんで比較的近くにいたけどそこまで思い入れがあるようには見えなかった米澤が必死でドクダミをゴリゴリしてる間、加藤が走馬灯見てるのに笑ってたら三途の川ならぬ電車のドアで追い返されて無事生還したのはよかったけど、警備会社勤務であることが判明したひとりだけ野生化が進んでる田中がめっちゃドヤりながら教えてくれた「危機管理」に従い音の出る仕掛けや罠を設置しただけで加藤を「刺した犯人」について話し合われることはなく「白浜の火起こしチャレンジ」が始まり、女性たちは髪を切ってもらってご満悦で、そうこうしてたら仕掛けの音が鳴ったってんで駆け付けたら子供がいて、相手は子供かつ消防士と体育教師なのになかなか追いつくことができずに気が付いたら「川」まで走ってて、そんなに遠くまで追いかけたとは思えないけど(実際そのあと萱島が追いかけてこれたぐらいだし)この川なんで見つけられなかったの?ってのはそれとして、子供に「そこで待ってて」と言われるがままそこで待ちながらまた火起こしチャレンジが始まって、「子供がいたこと」「子供がどこかへ行ったこと」のほうがよっぽど大事だろうに白浜が自分語り始めて、畑野はともかく萱島まで子供そっちのけで白浜に心向けてて、ようやく戻って来た子供についてったら萩原聖人がいましたってわけわからんw。

一番わからなかったのは予告で白浜が五右衛門風呂に入ってたことだけどw。

5号車とともに6号車も「消えた」わけだからいずれ別のコミュニティを作ってる「6号車の乗客たち」も出てくるんだろうとは思ってたけど、6号車の居住環境の整備されっぷりが5号車とは段違いすぎて笑うわw。
電車は高台にあってその下に平らなスペースがあって近くに川があるという不時着地ガチャに成功したってことを差し引いても風呂まであるとかどんだけだよとw。

これまで、というか今回でもまだ飛ばされて10日とかその程度しか経ってないと思って見てるものの、髪を切ってもらってるぐらいだし3カ月ぐらいは経過してるのかもしれないけど(まともに髪も洗えないんだからあんな毛先をちょろっと切ってもらうのではなくばっさり切ってもらえばいいのにねー)、それにしたってこれだけの「建築物」ができてるとなるとさすがに5号車と6号車が「同じタイミング」でこの地に飛ばされたとは考えにくいんだけど、スタート地点は同じ元は連結されていた車両が異なる時間軸に飛ばされたんだとしたらどういう仕組みなんだろう。

そこいらへんがどうあれ(脚本が誰かを考えればちゃんとしたSF考証がなされてるとは思わんし)萩原聖人をリーダーとする6号車は確実にヤバイだろ。
加藤を刺した男や今回罠に掛かった子供は云わば「偵察要員」ってことなんだろうけど、6号車村の生活にとって「有用でない」から子供だろうがお構いなしに周囲の偵察・索敵をさせてるってことなんじゃないかな。
そういう考え方をするのが萩原聖人リーダーであり、乗客たちが萩原聖人教の信者と化しているのだとしたら今の5号車のノリとはまるで真逆なわけで、ここで大きく話が動くだろうからようやく先が楽しみになってきた。カモンバトル!!(いや白浜風呂に入ってるけどw)。