『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』第6話

6号車のドラマが見たいとは書いたけど、6号車内で殺人が起きましたなんて話になるとは思わなかったわ。
ていうかこの殺された人が「北千住で起きた殺人事件の犯人」ってことでいいんだよね?服に返り血付いてたし。
てっきりこの殺人も縦軸に関係してるんだと思ってたんで、単なる痴情の縺れによる殺人であり、ようやく「犯人」が画面の中に現れたかと思ったらハギーに秒で刺されてて拍子抜けw。
そしてそういうことならば金髪に加藤が刺されたのは一体なんだったのかと。

なんだったもなにもこの金髪が「北千住の殺人犯」なのではないか?と思わせるためであり、加藤が刺されたから周囲に警戒システムを張り巡らせそれに子供が引っかかったから6号車の存在(と川の存在)を知ることになったわけで、そのための展開であることは理解してるんだけど、金髪は犯人などではなくマジでビビッて加藤を刺しただけだとしてもほんとうの「北千住の殺人犯」は実は5号車の〇〇だったのだ!となるのがドラマのセオリーってもんじゃないんですかね?。
金髪は犯人じゃなかったけど結局犯人は6号車の乗客で5号車が6号車の存在を知ったときにはすでに殺されて埋められてたってなにそれ。

と思いかけたんだけど、あれ?5号車の乗客たちって北千住の殺人犯が自分たちとともにこの世界に飛ばされてるかもしれないことを知らないんだっけ?。思わせぶりにその新聞記事が何度も映ってるけど、特にそれが話題に出たような記憶はないのでもしかして乗客たちはその件については知らないとか?。だとしたらますます北千住の殺人犯とはなんだったのかってな話。

てかなんだったのかといえば今回の乱闘な。
畑野を探しに萱島と白浜が乗り込んできたときにウエンツの植村は「またアイツらか」って言ってたじゃん。チンピラ三人組の仕業だってわかってるわけだよね。
5号車側は畑野の拉致に関わってるのがチンピラ三人「だけ」だなんてわかるはずがないし、ネイル女に煽られてやられる前にやりに行こうってんで武装するのはわからんでもないんだけど、なんでそこで6号車サイドが「食料もなにもかも奪われるかもしれない」から「5号車を襲撃しに行こう!」って思考になるのさ。
植村は山本の「交渉材料を連れていく」という発言を聞いて交渉材料=畑野だと察し、三人組だけでなく、いや三人組ではなく山本こそが畑野拉致の主犯だと理解したのだとわたしは解釈したんだけど、詫びとして食糧寄越せと言われると思ったからとか?。

そんで田中の入れ知恵で三人組が「黒い鞄」を奪うべく5号車に忍び寄ったらまた同じヤツが罠に掛かり(これは笑ったw)、武装して待ち構えてた5号車に攻撃されてるところに植村率いる6号車が駆け付けて乱戦になりましたってのはいいとして、他人に暴力振るったことがないとゴチャゴチャ言い続けた挙句あの過去回想からなんで「高所からスケッチブック破って撒いて「もうやめてー!」と泣き叫ぶ」のかぜんぜんわからなかったよねちゃんこと米澤からの畑野が自力で脱出してその場に現れたのにはマジで笑ったわw。
よねちゃんの言葉が加藤以外誰にも届いてないのも当たり前だとは思いつつもドラマ的には「なんだこれ」だし、畑野の「助けてー!」の絶叫を聞きながら大後寿々花ちゃんの梶原が振り返ってたんで「梶原さんが拘束を緩めてくれてたおかげで助かりました」ってことかと思いきや脱出に梶原はノータッチだったっぽくって、え?マジで自力で脱出してきたん?ってなw。

とか思ってたらヤダ萱島切ない・・・。

とか思ってたらここで間宮祥太朗を投入するのはいいけど教授?この若さで教授なの??井之脇くんの加藤と同級生でもおかしくないっぽいのに??。
そして電車が消えて12日とか言ってた気がするけど、もしかして5.6号車でも元の世界と同じくまだ12日程度しか経ってないってことなんですか??だとしたらやっぱり6号車の居住環境の整備されっぷりがこわい。人ひとりぶっ殺して「この世界のトップ」になった(つもりだった)山本がこれで終わるはずがないよな??。